
こんにちは!つなぐホームページのwebデザイナー神原キサコです。
「企業理念が伝わる」ホームページを制作をしています。
神原キサコの制作カフェでは、ホームページの活用方法の具体的な方法や成功事例を紹介しています。
たくさんの方に読んでいただけるよう、分かりやすい表現を心がけています。
ぜひコーヒー片手にリラックスして読んでみて下さいね!
いつもつなぐホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。
つなぐホームページのWEBデザイナー、神原キサコです。
今週もよろしくお願いします!
「カフェとヨガスタジオを併設して、地域の健康をサポートしたい」——そんな想いからスタートした事業が、オープンから1年が経ち、ホームページのアクセス数が落ち着いてしまった…とお悩みの社長様が登場。
実は、ただ更新頻度を増やすだけではアクセス数回復は難しいかもしれません。本記事では、ヨガスタジオを併設するカフェの事例をもとに「インスタとブログの役割分担」や「検索者の悩みに寄り添うSEOコンテンツ」づくりなど、もう一歩踏み込んだ施策をご紹介します。地域密着型ビジネスを次の段階へ成長させる秘訣、ぜひ最後までチェックしてください!
この記事を読むと得られるメリット
- Instagramとブログの役割分担をはっきりさせ、効率よく情報発信する方法が分かる
- “非日常感”のある写真を使ったInstagram運用で、新規顧客にアプローチするコツが学べる
- ブログは「検索者の悩み」に焦点を当てた“顕在ニーズ向け”の情報発信が効果的だと理解できる
- 地域名や具体的な症状・目的を取り入れたSEO対策で、アクセス数を回復・拡大させるノウハウが得られる
- ブログ記事の再利用(生徒さんへのプリントやSNS連携)などで、顧客とのコミュニケーションを活性化するアイデアが見つかる
ホームページのアクセス数が伸び悩む…カフェ併設ヨガスタジオ社長の悩み
「今日もよろしくお願いします!」私は玄関を開け、元気よく挨拶をしました。
本日は福島県郡山市でカフェとヨガスタジオを経営されているお客様を訪問しました。
「キサコちゃん、今日もよろしくお願いしますね!」社長は、カフェの奥からクッキーと紅茶を持って笑顔で迎えてくださいました。
「いつもお世話になっております!ホームページの成績のご報告と改善について、打ち合わせをさせていただければと思います」と私。
お客様のカフェ併設ヨガスタジオは、健康的なライフスタイルを求める地域住民に愛されており『ヨガレッスンだけでなく食生活も含めてお客様の健康をサポートしたい』という社長の強い想いが込められています。
「ホームページからの問い合わせは、いかがでしょうか?」私は社長に尋ねました。
当初のマーケティング設計ではカフェを中心に集客し、カフェに来店したお客様がヨガレッスンに興味を持ち参加するという流れを想定していました。そのため、ホームページはカフェの印象を前面に打ち出した作りになっています。また郡山市内の方に限定した集客を希望されていたため、集客自体はホームページではなく、チラシや地域のコミュニティ新聞への広告出稿で行うこととし、ホームページはあくまでもお店のイメージや想いを伝えることに主眼を置いた設計を社長と相談して決めていました。
「うーん、それがね…」社長は紅茶を飲み干してから、ゆっくりと口を開きました。「確かに、ホームページの設計段階では、地元のお客様へポスティングやコミュニティ新聞の広告などでの露出で、まずはカフェに来店していただきカフェのお客様がヨガスタジオのお客様に成長していくという流れを想定していました。しかし、この近辺でカフェやヨガスタジオに興味のある人たちは、開拓し尽くした感じがしちゃって…。新規のお客様の獲得に苦労しているのが実情なんです…」
「そうでしたか…」私は、社長の言葉に共感しました。
「確かにオープン当初は社長様の想定通り、地域のお客様がたくさん来店してくださっていました。事実、検索数もアクセス数も極端に多かったです。しかし、1年が経過した現在ではアクセス数や検索数が落ち着いてきており、あまり検索されていないという印象が強くなってきました。当社で作成しているマーケティングレポート(ホームページの健康診断表)からも明らかです」
「ええ…。私たちの手応え感と、全く一致しています」社長は、少し困ったような表情で答えました。「『つなぐホームページ』の皆さんから、毎週送られてくるメールマガジンを購読して、自分なりに勉強して、ホームページの運用に活かしているつもりなんですが、なかなか効果が現れなくて…。特に、力を入れているのがホームページの鮮度を新しく維持することです。毎週必ず、定休日の情報をアップしたり、近所で綺麗に咲いた花の写真を掲載したブログを執筆したり、Instagramを更新したり…。とにかく情報発信には力を入れています!」
私はスマートフォンでInstagramを、ノートパソコンでブログをチェックしました。「確かに毎週必ず新しい記事を投稿してくださっていますね。社長様の努力、本当に素晴らしいと思います!ただ…」私は、言葉を選びながら、続けました。「社長の努力は、もう初心者レベルではなく、成果を上げていく次の段階、つまり『実践者』のレベルにあると思います。ですから、今日からもう一歩踏み込んだ実践が必要かもしれません」
「ここから、もう一歩踏み込んだ実践方法があるの…?」社長はキョトンとした表情で私を見つめました。
つなぐホームページのSEO対策への基本姿勢とは?「更新頻度」より「成果」を重視
「はい、ここからが本題です」私は社長に検索対策…いわゆる『SEO対策』の取り組みについて説明を始めました。「確かにホームページ運営の初心者のお客様には『ホームページは、こまめに更新して情報発信していくことが大事です』とお伝えしています。それは、いくつかの理由があります。まず、ホームページにアクセスしたお客様が更新情報が滞っていると『この会社の情報はもしかしたら間違っているかもしれない』など違和感を与えてしまう可能性があるからです」
「なるほど、確かに更新されていないホームページは不安でしょうね」社長は頷きながら私の話に耳を傾けています。
「ええ。また検索に強いホームページは、基本的には『情報量』が勝負となります。ですから『ホームページ上に情報が無い』よりは『情報が有る』方が良いという意味でメールマガジンでお伝えしていました」と私は続けて「しかし、社長様はその段階からもう一歩も、二歩も進んでいらっしゃいます。ここからは、努力を『成果』に結び付けていく活動が必要となります」と纏めました。
「なるほど。『努力を成果に』ですね…!」社長はペンを走らせながら、顔を上げて尋ねました。「具体的にはどうすれば良いのでしょうか?」
Instagramとブログの役割分担しましょう
「まず、社長様がこまめに更新してくださっている『Instagram』と『ブログ』ですが、これらは切り分けて考える必要があります。」私は社長にInstagramとブログのそれぞれの役割の違いを説明しました。
「切り分ける、ですか?」社長は、少し意外そうな表情を浮かべました。
「はい。Instagramはどちらかというと、まだ御社を知らない、あるいは興味を持っていない『潜在顧客』に知っていただくのに適したツールです。 また構造上、外部リンクの設置がかなり困難でプロフィール画面からしか外部リンクとして機能しません。 そのため『インスタグラム内の新規のお客様』に広く情報を届けるモノと割り切った方が良いでしょう。」と私はInstagramの特性を説明しました。
「なるほど『インスタグラム内の新規のお客様』向けですね。どのような情報を発信すれば良いのでしょうか?」と社長。
「具体的には『キラキラ体験』 情報を発信するのに最も相応しい媒体です。例えば、新しく開発したスィーツの写真や季節限定のドリンクの紹介などです。『美味しそう!』『行ってみたい!』 と思わせるような視覚的に魅力的なコンテンツ を投稿することが重要です。」と私は説明しました。
「では、写真はどのようなものが良いのでしょうか?」と社長はさらに質問を重ねました。
「写真の投稿内容も現在投稿している『カフェの日常』ではなく『非日常』的なものを投稿し、社長様のヨガスタジオやカフェの『世界観』を表現していく ことが、最も相応しいと考えます。」と私は答えました。「例えば、カフェのテラス席でこだわりのお庭を眺めながら紅茶を楽しむ様子や、ヨガスタジオで生徒さんが気持ちよさそうにポーズをとっている写真などですね。御社の『非日常感』や『特別感』を演出するような写真 が効果的です。」
「ブログとは違う、ということですね?」と社長。
「ええ。集客方法として大事なことですが、現在の社長様の運用は『ブログの延長線上』でインスタグラムを活用しているように見受けられます。 ですから、ここは投稿頻度を落としても『質』にこだわっていくこと をお勧めしたいです。」と私は助言しました。
「ふむふむ。では、ブログは違うんですか?」社長は質問を投げかけました。
「はい、ブログはInstagramとは、また違った役割を担います。」社長にブログの役割と改善ポイントを説明しました。「ブログは、今まさに悩みを持って解決策を探している、より『顕在化』したお客様 に向けて情報発信するためのツールです。」
「解決策を探しているお客様…ですか。」と 社長。
「今回、課題となっているのは『アクセス数の落ち着き』 です。アクセス数が開業当時よりも下がっているので、アクセス数を開業当時の水準まで回復させる必要性があるでしょう。」と私は続けて「そうなってくると、必要となってくる対策は『検索順位の対策』いわゆる『SEO対策』 です。」と纏めました。
「SEO対策…。」と社長。
「SEO対策の大前提とすると、更新頻度は一つの指標として挙げられますが、どちらかというと『検索しているお客様が、どのような悩みを持って検索しているのか』その『悩み』に的確に答えられる記事を投稿していくこと が大事になります。」と、私はSEO対策の本質について説明しました。
「なるほど…。ではカフェやヨガスタジオの場合は、どのような『悩み』が想定されますか?」と 社長。
「端的に考えられるのは『ヨガ 肩こり改善』『ヨガ 腰痛』『妊婦 ヨガ』『子ども ヨガ』 などでしょうか。ヨガスタジオで、お客様と面談やレッスンをされている社長様でしたら受講生の生徒さんから色々な『悩み』を聞くと思います。その言葉が全て『検索キーワード』のヒントになり得るのです。そこからお客様が悩んでいること、検索していることを、ヒントにしていくことができると思います。」と私は具体例をあげました。
「なるほど!たくさん悩みを聞きます!『腰痛がひどかったので、症状を改善するためにヨガに来て体を柔軟にして腰痛の緩和をしようとされている年配の女性』 や『ダイエットを目的にヨガを始めたい方』 など色々な方がいらっしゃいました。思い返してみれば、そういう方は私たちの会社、私たちのカフェとヨガのスタジオにぴったりですね!」社長はご自身の経験を熱心に語ってくださいました。
「そうですよね!ですから、このような方々にサービス提供する時に『じゃあ、どういう内容のブログ記事が良いのか』そこを考えていくべきです。」私は社長にブログ記事のアイデアを提案しました。
「例えば?」と社長。
「例えば『福島県郡山でダイエットを目的にヨガをするには?』 といったブログ記事や『腰痛緩和を目的としたヨガの実践事例 in 郡山』 といったブログ記事が考えられるでしょう。」と私は具体例を提示しました。
「なるほど、なるほど!確かに、そういう風なことを書けばインターネットで検索している人も、喜びますね! そういう人が、ヨガスタジオに通ってくださるなら私も教えがいがあります!」社長は私の提案に、深く納得された様子でした。
「また、きちんと記事を作ってくれれば、今、通ってくださっている生徒さんに配布する『定期通信』のようなプリント にも使えると思います。」と私は続けました。
「そうですね!そのプリントを配布することでヨガの新しい魅力や可能性を生徒さんが考えてくださるきっかけになるかもしれませんね!」社長は、さらに、アイデアを膨らませているようでした。
「ええ、そうなればお客様の継続率向上 にも繋がるかもしれません。それに、そのプリントを元にお客様が口コミをしてくれるかもしれません。実は、『口コミ』って何か渡したり、こういうものだよと見せられるものが無いと、なかなか難しいんです…。」と私は伝えました。
「そうですよね…!では、SEO対策つまり『検索対策』 について少し誤解していました…。『毎回、新しい記事を作っていればいい』 と思っていましたが、それは違うんですね。」社長はご自身の誤解に気づかれたようでした。
「ホームページ運営初心者さんなら、新記事を投稿していただくだけで十分ですが社長様の場合は検索対策を意識しなければならないレベルなのでしょう。そして今は『モバイルフレンドリー』 の時代です。投稿した記事はスマートフォンで見て、美しく表示されているかどうか社長様のiPhoneで必ず投稿したらチェックしてみてください。 そして『読みやすいか』どうか実機でも確認してください。 そこまで確認しなければなりません。」と私。
「なるほど…。そこまで、やらなければならないんですね…。」社長は少し驚きながらも真剣な表情で私の話を聞いてくださいました。
「はい、もちろん初心者の方は、そこまでやらなくても良いのですが、社長様の場合はもうすでに、初心者のレベルを超えて実践者のレベルになっていると思います。 ですから、ここまで踏み込んで、ぜひやってみてください!」私は社長の背中を力強く押しました。
社長自身の言葉で語る、SEO対策への決意
これまでの私との議論を受けて、社長は深く考え込むように少しの間、沈黙しました。そして、ゆっくりと口を開きました。
「キサコちゃん、今日は本当にありがとうございました。『SEO対策』 というものが何となく分かった気がします。ただ闇雲にブログを更新するだけじゃダメなんですね…。」
「はい『何のために』『誰のために』 発信するのか。そこが重要なんです。」私は社長の言葉に深く共感しました。
「ええ。『検索する人の悩み』 に、答えること。そして『構成』 にも気を配ること。『モバイルフレンドリー』 を意識してスマートフォンで見やすい、ブログを作ること…。」社長は私の話のポイントを一つ一つ確認するように言葉を紡ぎ出しました。
「特に『福島県の郡山でダイエットを目的にヨガをするには』 とか『腰痛緩和を目的としたヨガの実践事例 in 郡山』 といった具体的なキーワード、そして地域名を入れたブログ記事作戦、目から鱗でした。」
「ありがとうございます。社長様がヨガスタジオのお客様から、直接聞く『生の声』にヒントがたくさん隠されているんです。 それを丁寧に拾い集め、ブログ記事に反映させていくことが、『検索』で上位に表示される近道だと考えます。」私は社長に改めてSEO対策の本質を伝えました。
「うんうん、本当に、そうですね。」社長は大きく頷きました。「これからは、『定期通信』 にも、ブログの内容を転用して、『お客様とのコミュニケーション』 に、もっと活用していこうと思います。『来てほしいお客様』 に『来てほしい』 としっかり伝える。そのための『情報発信』 ですものね。」
「素晴らしいですね!『情報発信』 は一方通行では意味がありません。お客様との『対話』を生み出し、『関係性』を深めていく ことが何よりも大切です。」私は社長の言葉に感銘を受けました。
「ええ。『情報』は、ただ発信するだけじゃなく『届ける』意識を持つことが大切ですね。 そのためには『誰に』『何を』『どのように』 伝えるかを、常に考えなければならない。今回キサコちゃんと、お話できて本当によかったです。」
「こちらこそ、ありがとうございます。社長様の熱意と行動力があれば、必ず目標を達成できると確信しています。 私たちも、全力でサポートさせていただきます!」
「よし!まずはブログのタイトルと構成 から見直してみます!『検索キーワード』 を意識して、『読者の悩み』 に徹底的に寄り添った、そんな記事を書いてみます!」社長は力強く決意を表明されました。「そして『モバイルフレンドリー』 を意識してスマートフォンで見やすい構成、そしてデザイン を心がけます。『定期通信』 への活用も、早速検討します!」
「『お客様との対話』 を大切にしながら『来てほしいお客様』 に『来てほしい』 ときちんと伝える。『ホームページ』と『ブログ』そして『Instagram』 を戦略的に活用して『地域で一番愛されるヨガスタジオ』 を一緒に目指しましょう!」私は社長の熱意に心を打たれ今後の更なる支援を心に誓いました。
『検索者の悩み』に寄り添うコンテンツでアクセス数アップ、そして来店へ
今回のカフェとヨガスタジオを併設する社長様との会話を通じて、ホームページのアクセス数を増やし集客へ繋げるためにはSEO対策、特に『検索者の悩み』に寄り添ったコンテンツ作りが重要である ことが改めて明確になりました。
私たち「つなぐホームページ」は、これからも、SEO対策をはじめホームページからの集客に役立つ様々な情報やノウハウを積極的に発信してまいります。
ご参考になれば幸いです。(^_^)
当メールマガジンでは、今後もホームページ活用方法について、具体的な打ち手や成功事例、そして今回のような、効果的な「SEO対策」 に関する情報などを、積極的に発信してまいります。
あなたのホームページのアクセス数や問い合わせ数を増やすための参考にしてくださいね。
それでは、今週も一緒に頑張りましょう! 最後までお読みいただき、ありがとうございました。