いつもつなぐホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。
つなぐホームページのWEBデザイナー、神原キサコです。
今週もよろしくお願いします!
先週、会津のおばあちゃんから届いた荷物を開けたら、太郎庵の「会津の天神さま」が入っていました🎁 チーズ餡がふわっと広がる瞬間が幸せすぎて、3個いっぺんに食べてしまいました😂 おばあちゃん、ごめん。でもおいしかったです🙏
今日のひとつだけチェック
あなたのメルマガやブログ、最後の一文を読み返してみてください。「ご参考ください」で終わっていませんか?
さて、先日つなぐホームページの保守メンテナンスでお電話をした際に、静岡市でリフォーム業を営む三浦社長様から、こんなお話を伺いました。
三浦社長様は従業員6名の会社を経営されていて、3年前からお客様向けにニュースレターを出し続けていらっしゃいます。季節の住まいの豆知識や、施工事例の紹介、スタッフの近況報告。毎月欠かさず、もう36号になるそうです。
三浦社長様
神原さん、正直に言うとね、ニュースレターをやめようかと思ってるんだ。
神原
えっ、36号も続けていらっしゃるのにですか?
三浦社長様
3年だよ、3年。毎月ネタを考えて、写真を撮って、印刷して、封筒に入れて送って。メールでも同じ内容を配信してる。でもね、このニュースレターを見て問い合わせしてきたお客様は、3年間でゼロなんだ。
三浦社長様
読んでくれてるのは分かるんだよ。OB施主さんに会うと「いつも読んでます」って言ってくれる。でも「読んでます」と「お願いします」は別物なんだな、って最近やっと気づいたんだ。
私はこのお話を聞いて、三浦社長様がとても大事なことに気づかれたと思いました。そして同時に、やめるのはもったいないと感じました。
ヒント1:「読まれている」と「相談される」の間には、橋がない
三浦社長様のニュースレターは、毎月届くたびにお客様の中で信用が積み上がっています。「いつも読んでます」という言葉がその証拠です。
でも、信用が積み上がることと、その信用を使って行動することは、まったく別のステップなんです。
神原
三浦社長様、たとえばこう考えてみてください。毎朝、顔を合わせるたびに気持ちよく挨拶してくれるご近所さんがいるとします。3年間、欠かさず。
三浦社長様
ああ、いるいる。
神原
その方のことは信頼しますよね。でも、もしその方が実は水道工事のプロだったとして、ある日キッチンの蛇口が壊れたとき、すぐにその方に「直してもらえませんか?」と言えますか?
三浦社長様
……言えないな。だって、挨拶の人であって、水道屋さんだと思ってないもの。
神原
そうなんです。信用はあるのに、頼み方が分からない。これが、三浦社長様のニュースレターで起きていることなんですよ。
お客様は三浦社長様のことを信頼しています。でも、ニュースレターのどこにも「困ったことがあればご連絡ください」と書いていない。だから、お客様は遠慮しているんです。「こんなことで電話していいのかな」と。
三浦社長様
なるほど……挨拶は3年間やってきたけど、「何かあったら声かけてね」を一度も言ってなかったってことか。
神原
その通りです。川の両岸に立っていても、橋がなければ渡れない。三浦社長様のニュースレターには、信用という立派な岸辺があるのに、橋がまだ架かっていないんです。
ヒント2:出口のないメルマガは、看板のない名店
三浦社長様のニュースレターを見せていただくと、内容はとても充実していました。施工事例の写真もきれいで、豆知識も実用的。読み物としての完成度は高い。
でも、最後の一文はいつもこうでした。
「今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました。」
神原
三浦社長様、これ、路地裏の名店と同じなんですよ。
三浦社長様
名店?
神原
はい。どんなにおいしい料理を出しても、入口に「営業中」の看板がなかったら、お客様は「今日やってるのかな? 入っていいのかな?」って通り過ぎてしまいますよね。
神原
ニュースレターの最後に「ありがとうございました」だけだと、読者にとっては読み終わった合図であって、次の行動の案内にはなっていないんです。
三浦社長様
でも、最後に「リフォームのご相談はこちら!」って書いたら、営業くさくならないか?
神原
そこが大事なポイントです。営業ではなく、許可を出すんです。
たとえば、こんな一文を最後に添えるだけで変わります。
「キッチンの蛇口がポタポタする、壁紙の汚れが気になる……そんな小さなことでも、このニュースレターに返信いただければお答えします。もちろん、返信したからといって工事を勧めることはありません。」
これは営業ではありません。お客様が遠慮しなくていい許可証です。
三浦社長様
ああ……確かに、これなら読んでて嫌な気持ちにはならないな。「聞いていいんだ」って思える。
神原
メルマガの最後の一行は、読者に渡す「入場券」なんです。入場券がなければ、どんなに興味があっても入口で止まってしまいます。
ヒント3:「出し続けたこと」は、1ミリも無駄じゃなかった
三浦社長様
でもさ、3年間も意味のないことをしてたのかと思うと……。
神原
三浦社長様、それは違います。3年分の信用貯金があるからこそ、橋を架けた瞬間に人が渡ってくるんです。
もし、信用がゼロの状態で「困ったら連絡ください」と書いても、誰も反応しません。「この人、誰だっけ?」で終わります。
でも三浦社長様には、36号分の「いつも読んでます」があります。お客様の中に「三浦さんは信頼できる人だ」という貯金がすでに積み上がっている。
神原
銀行の口座にたとえるなら、3年間コツコツ貯金してきて、残高はたっぷりある。でも一度もATMに行ったことがなかった。引き出す方法を知らなかっただけなんです。
三浦社長様
……口座にお金はあるのに、カードを持ってなかったってことか。
神原
そうです。だからやめるのはもったいない。カードを作ればいいだけなんです。次のニュースレターの最後に、たった2行付け足すだけで。
三浦社長様
よし。来月号からやってみるか。3年分の貯金、使わせてもらうよ。
自分ごと化チェック
- メルマガやブログの最後が「ご参考ください」「お読みいただきありがとうございました」で終わっている
- 読者が「相談したい」と思ったとき、何をすればいいか具体的に書いていない
- 開封率や配信数は確認しているが、返信や問い合わせの数はカウントしていない
1つでも当てはまったら、あなたのメルマガにも看板のない名店が隠れているかもしれません。せっかくの信用貯金、引き出す仕組みがないまま眠っていませんか?
ホームページやメルマガの「出口設計」が気になった方へ
読まれているのに問い合わせにつながらないときは、読者が次に何をすればいいかが見えにくくなっているのかもしれません。ホームページ全体の導線や、問い合わせ前の不安を一緒に整理します。
当制作カフェでは、今後もホームページ活用方法について、具体的な打ち手や成功事例を提供して参ります。あなたのホームページのアクセス数、問い合わせ数を増やすための参考にしてくださいね。
それでは、今週も一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。