神原キサコの制作カフェ|AIは、あなたのInstagramを見ていません

神原キサコの制作カフェ

いつもつなぐホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。
つなぐホームページのWEBデザイナー、神原キサコです。
今週もよろしくお願いします!

事務所のデスクに芋けんぴの袋を置いておいたら、午後の会議から戻ったときには空になっていました🍠 犯人はヒデコとハナコです。「1本だけ」と言いながら2人で完食したそうで、袋だけがきれいに畳んで置いてありました😂 その几帳面さを、もう少し別のところで発揮してほしいです。

まず、生成AIに聞いてみてください

会社名を伏せて、AIに「この地域で◯◯を頼むならどこ?」と聞いたとき、御社は出てきますか?

続けて「うちの会社について教えて」と聞いてみてください。返ってきた説明は、今の御社の姿になっていますか?

先日、つなぐホームページをご利用いただいている高知市の造園業、谷口社長様からお電話がありました。従業員9名で、個人のお庭の手入れから公園の植栽まで手がけていらっしゃる、地域で40年続く会社です。

谷口社長

神原さん、ちょっと妙なことがあってな。孫が使ってるAIってやつに『高知で庭の手入れを頼むならどこ』って聞いてみたんだ。

神原

わあ、面白いことをされますね。どうでしたか?

谷口社長

うちも出てはきたんだよ。でもな、書いてある内容が10年前のうちなんだ。もうやってない仕事が載ってて、今一番力を入れてる剪定のことは一言も出てこない。

谷口社長様は、3年前からInstagramを熱心に続けていらっしゃいます。施工前と施工後の写真を並べた投稿が、この3年で1,100本を超えました。息子さんが撮影と投稿を担当されていて、社内では一番の力の入れどころです。

谷口社長

毎日のように上げてるんだぞ。なんでAIはそれを見てないんだ?

ヒント① AIが読んでいるのは、あなたが一番力を入れている場所ではない

神原

谷口社長様、これは息子さんの努力が足りないという話では全くないんです。AIには、Instagramの中が見えていないんですよ。

谷口社長

見えてない? 誰でも見られるだろう、あれは。

神原

人は見られます。でも機械は入れないんです。Instagramを運営している会社にとって、あの中に溜まっている膨大な投稿は自社の財産なんですね。だから外のAIに自由に読ませて、そこだけで用が足りるようにはしていないんです。

神原

たとえるなら、Instagramは会員制のサロンなんです。中は賑やかで、お客様も大勢いらっしゃる。でも扉の外を歩いている人には、中の様子が見えません。一方でホームページは道端に立てた看板です。地味ですが、通りかかった人が誰でも読めます。

谷口社長

じゃあ、AIってやつは道を歩いてる方か。

神原

そうなんです。だからAIは、看板に書いてあることだけを読んで答えを作ります。サロンの中で毎日どんなに盛り上がっていても、看板が10年前のままなら、AIは10年前の御社を紹介するんですよ。

「更新頻度を上げれば上位に出る」という話とは別に、そもそも何が評価されているのかは、アクセス数が伸び悩むヨガスタジオ『更新頻度』より大切な、SEO対策の本質とは?という記事でも取り上げています)

ヒント② 古い情報ほど、会社の顔として引用されてしまう

谷口社長

しかしなあ、なんで10年前の話をわざわざ引っ張ってくるんだ。新しい方を出せばいいだろう。

神原

そこがこの話の一番やっかいなところなんです。AIは新しいか古いかで選んでいるのではなく、読める場所から読んでいるだけなんですよ。

神原

御社の場合、読める場所に置いてある情報が、10年前に作ったホームページの会社案内しかなかった。だからそれが答えになりました。古い情報が選ばれたのではなく、それしか無かったんです。

谷口社長

……ということは、放っておくと、10年前のうちが永遠にうちってことになるのか。

神原

はい。しかもこれから、お客様は検索結果を10件並べて選ぶのではなく、AIが1つにまとめた答えを読んで決めるようになっていきます。10件のうちの1件なら、順位が下でも見てもらえる可能性はありました。でも1つにまとめられた答えの中に入っていなければ、その方の候補には最初から入っていないことになります。

谷口社長

怖い話だな。知らないうちに、選ばれる前に消えてるってことじゃないか。

神原

そうなんです。しかも自分では気づけません。断られたわけではなく、そもそも相談が来ないだけですから。

ヒント③ Instagramに書いたことを、月1本だけ看板に書き写す

谷口社長

それで、うちは何をすればいい。まさか今からInstagramをやめろとは言わんだろう。

神原

とんでもないです。Instagramは続けてください。人が見て、お客様がファンになってくれる場所として、ちゃんと機能していますから。やめるのではなく、写すんです。

神原

息子さんが3年で1,100本の投稿を作られたということは、御社には1,100本分の話の種がもう社内にあるということなんですよ。あとはその中から月に1本だけ選んで、ホームページの側にも同じ話を置いていただければいいんです。

谷口社長

同じことを2回書くのか。手間じゃないか?

神原

1本を1から考えるのは大変ですが、すでにある投稿を選んで書き直すだけなら、ずっと楽なんです。写真もそのまま使えます。しかも、Instagramでは短くしか書けなかった説明を、ホームページなら思う存分書けますよね。『松の剪定は7月と11月で目的が違う』といった話は、むしろ長く書いた方が伝わる内容です。

神原

月1本なら年12本。1年後には、AIが読める場所に、今の御社の仕事が12本分置いてある状態になります。10年前の会社案内1枚だけだった頃とは、まったく違う答えが返ってくるようになりますよ。

谷口社長

なるほどな。倉庫にしまってある写真を、表の看板に貼り直すようなもんか。

神原

まさにそのイメージです。谷口社長様のところは、中身がすでにあるんです。足りないのは、それを外から読める場所に置くことだけなんですよ。

SNSで注目を集めること自体にも光と影があります。そのあたりは『SNSをバズらせたい』は諸刃の剣?司法書士の相談から考えるSNS集客の光と影でご紹介しています)

自分ごと化チェック

  • ホームページの会社案内やサービス紹介を、3年以上書き換えていない
  • SNSには毎週投稿しているが、ホームページのブログは半年以上止まっている
  • AIに自社のことを聞いて、返ってきた説明を確かめたことがない

1つでも当てはまったら、もったいないサインです。今の御社を知らないまま紹介されている状態は、すでに書き上がっている会社案内を、10年前の版のまま配り続けているのと同じことなんです。刷り直しの費用はかかりません。かかるのは、月1本を書き写す時間だけです。

AIから見た御社のホームページを、確認してみませんか?

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当メールマガジンでは、今後もホームページ活用方法について、具体的な打ち手や成功事例を提供して参ります。
あなたのホームページのアクセス数、問い合わせ数を増やすための参考にしてくださいね。

それでは、今週も一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

神原キサコ

つなぐホームページ WEBデザイナー

ライター紹介
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神原キサコ

ハンズバリュー株式会社のメインデザイナーです。ホームページデザイン業務を中心に活動しています。
新しい情報を調べて皆さんにたくさんお伝えできればと思っています。

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