
こんにちは!つなぐホームページのwebデザイナー神原キサコです。
「企業理念が伝わる」ホームページを制作をしています。
神原キサコの制作カフェでは、ホームページの活用方法の具体的な方法や成功事例を紹介しています。
たくさんの方に読んでいただけるよう、分かりやすい表現を心がけています。
ぜひコーヒー片手にリラックスして読んでみて下さいね!
いつもつなぐホームページをご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。
つなぐホームページのWEBデザイナー、神原キサコです。
「チラシを作っているけれど、なかなか“伝わる”紙面にならない…」とお悩みではありませんか?
今回は、山形県内の中堅運送会社様が取り組む「子ども食堂」の事例をもとに、「想い」をしっかり伝え、地域の方々に行動を促すための“伝わるチラシ”の作り方を解説します。実は、フォント選び・色使い・行動喚起といったデザインの基本ルールをちょっと意識するだけで、「なんだか読みづらい…」から「一目で分かりやすい!」に大変身するのです。
日頃の想いを形にするデザインのポイント、ぜひ本記事で確認してみてください。
この記事を読むと得られるメリット
- チラシの“情報のメリハリ”をつける基本ステップが理解できる
- “フォントの選び方”や“色使い”など、初心者でもできる具体的なデザインのテクニックが分かる
- ターゲット目線を意識した“行動喚起”の入れ方で、効果的に来店・参加を促す方法を学べる
- Wordなどの簡単なツールでも“伝わるチラシ”を作るポイントが把握できる
- チラシ以外にも応用できる“想いを届ける”デザイン思考が身につく
運送会社の総務課長が抱えた悩み『想い』はあれど、『伝わる』チラシにならない…
私、神原キサコは「今日はよろしくお願いいたします。」と元気な声で挨拶しました。
今日は、山形県内の中堅運送業のお客様を訪問しております。総務を担当してくださっている課長が「こちらこそ、今日もどうぞよろしくお願いします!」とより元気な声で挨拶を返してくださいました。
「ホームページは『つなぐホームページ』 さんにお願いしているGoogle広告とYahoo!広告のおかげで、アクセス数も確保できていて社長や専務も大変満足しています。いつも本当に親切にして頂きまして、ありがとうございます。」課長は日頃の感謝の言葉を伝えてくださいました。続けて「社内で初のホームページ担当として最初は少しドキドキしていました。でも『つなぐホームページ』の皆さん とデザイナーのキサコさん がいつも丁寧にサポートしてくださるので、本当に安心しています。」
「いえいえ!私たち『つなぐホームページ』は、お客様が喜んでくださるのが、何よりの喜びですから。」私は笑顔で答えました。
「そういえば、ホームページの話とは違うのですが、少し相談してもいいですか?」課長は、少し申し訳なさそうに声をかけてくださいました。「もちろんです!ホームページ以外でも、何かお困りごとがあれば、何なりとご相談ください!」私は課長の言葉に、力強く答えました。
「実は、夏休み・冬休み・春休みの長期期間中、当社の社員食堂で子ども食堂を運営しているんです。 その 『チラシ』 を作る上でどうすればいいのか、悩んでいまして…。」
「なるほど、子ども食堂ですか!それは、SDGsの取り組み としても、素晴らしいですね!地域貢献そして企業の持続可能性を高める。 まさに、中小企業家同友会で学ばせていただいている、『自社だけでなく、地域社会へ利益を還元し地域にとって必要不可欠な会社になる』という教え、そのもの ですね!御社も、同友会に熱心に参加されていますよね。」
「ええ、地域社会の一員として、子どもたちの健やかな成長を支援したい、という想いで取り組んでいます。」課長は、子ども食堂への想いを語ってくださいました。「それで、そのチラシというのが、これなんですけれども…。」そう言って、課長は一枚のプリントを差し出しました。
『想い』だけでは伝わらない。課題は、『情報のメリハリ』不足
そのプリントには、子ども食堂の概要が、Wordで箇条書きのように、書かれていました。しかし、全体的に文字が小さく白黒でフォントも統一されておらず、正直読みやすいとは言えませんでした。
「どうしても、デザイナーさんにお願いしたような読みやすいチラシ にならなくて…。このプリントだと、せっかくの子ども食堂の取り組みが地域の方々に、きちんと伝わらないんじゃないかって不安になってしまって…。」課長は、作成したチラシへの不満と、子ども食堂への想いを語ってくださいました。
「なるほど…。確かにこのチラシですと『想い』は伝わりますが、それ以外の部分が少し伝わりづらいかもしれませんね。」率直な感想を伝えました。「ワードで執筆した文字の羅列 ですと、パッと見た印象では『子ども食堂』ではなく『町内会の案内』なのかと勘違いされてしまう かもしれません。」
「おっしゃる通りです…。」課長は、深く反省されている様子でした。
「これまで、チラシ作りは自己流でやってきたので、デザインのことは全く分からなくて…。 キサコさん、どのように改善すれば良いか教えていただけませんか?」
『伝わる』チラシの秘訣は、『情報のメリハリ』とデザインの基本ルール
「まず、チラシは単なる広告ではなく『情報提供』であり『周囲の方へ取り組みを伝える』ための、重要な情報伝達の道具 です。その点を意識することが大切です。」私は、課長にチラシ作成のポイントを説明しました。
「このチラシの問題点は、Wordで言いたいことを文字列として詰め込んでいるだけで、『情報のメリハリ』がついていないこと です。『経費の枠内で自社内で作る』 という制約があるとのことですので、その点を踏まえ『見やすく』『伝わりやすい』チラシ にするための具体的な改善ポイントを一緒に考えていきましょう。」
「まず『白黒の文字だけ』でも十分にお客様に訴求できるチラシは作れます!」
「えっ、そうなんですか!?」課長は、驚きの声を上げました。
「はい!プロが作るチラシは、まず『何を伝えたいのか』『どう行動してほしいのか』を第一に考えます。 今回の子ども食堂のケースであれば『子ども食堂に来てほしい』 ということが、最も重要なメッセージですよね?そうすると、このチラシを見た時に一番大きな文字で『子ども食堂、オープン!』 そして『18歳以下の子どもなら誰が来てもいい』 ということが、明確に伝わるようにデザインする必要があります。」
「なるほど…!確かに『誰に』『何を』伝えたいのか が、明確になっていないと効果的なチラシは作れませんよね。」課長は、深く納得された様子でした。
「社長様の想いや専務様の気持ち、御社でのSDGsの取り組みなどは、もちろん表現しても良いですが、それは『メリハリ』をつけて小さな文字でギュッと押し込んでしまって良いと思います。 まずは『読者が、何を気にしているのか』 を考えることが大切でしょう。」
「『子ども食堂が、いつ、どこで開催されるのか』『どのような条件で利用できるのか』『利用する際には、どのように連絡すれば良いのか』 など、読者が知りたい情報を、分かりやすく目立つように配置することが重要です。」続けて「その上で『なぜ、この子ども食堂に取り組むのか』という『想い』や『気持ち』を表現していく。 このような『情報の優先順位』 を考え『メリハリ』 をつけていくことが、チラシを読みやすくする最も重要なポイントです。」と纏めました。
「なるほど、分かりました!じゃあ、一緒に具体的にやってみましょう!」課長は、私の説明に俄然やる気が出てきたようでした。
「ぜひ、お願いします!」
実践『伝わる』チラシ作成!フォント、色使い、そして行動喚起
「では、早速、課長様のノートパソコンをお借りして…。」課長と一緒に、パソコンの画面を見ながらチラシ作成に取り掛かりました。
「まず、フォントの大きさ を調整しましょう。『子ども食堂、オープン!』 という最も伝えたいメッセージは、一番大きく目立つように配置します。 そして、『日時』『場所』『参加条件』 などの情報は、その下に少し小さめのフォント で、分かりやすく記載します。」
※お客様のチラシそのものは公開できませんが、似たようなチラシをイメージで創りました。ご参考くださいませ。(左側が課長の作ったチラシのイメージです。右側がメリハリをつけたチラシのイメージです。)

「次にフォントの種類 ですが多くても2種類までにしましょう。 フォントの種類が多すぎるとデザインに統一感がなくなり、読みにくくなってしまいます。 今回は『見出し』には、力強い印象を与える『ゴシック体』 を『本文』には読みやすい『明朝体』 を使用してみましょう。」と私は提案しました。
「なるほど、フォントの種類を絞ることでスッキリして見やすくなりますね。」と課長もフォントの効果を実感された様子です。
「そして『色』 ですが、使いすぎないように注意 しましょう。使う色は3色まで に絞り込むとデザインに締まりが出ます。今回は『子ども』『安心』『温かさ』 をイメージして『オレンジ』『黄色』『黄緑』 の3色を使ってみましょう。」と私は色を提案しました。
「確かに、この3色なら明るく楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。」と課長。
「最後に『行動喚起』 です。このチラシを読んだ人に『どう行動してほしいのか』 を明確に伝えることが重要です。例えば『参加希望の方は、〇月〇日までにお電話ください』 といった具体的なアクションを促す文言を目立つ場所に配置しましょう。」と私は行動喚起の重要性を説明しました。
「なるほど…!『フォント』『色』『行動喚起』 ですね。デザインの基本ルールを知ることで、こんなに分かりやすく魅力的なチラシになるんですね…!」課長 は、改善されたチラシを見て感動した様子でした。「これなら、きっと多くの子どもたち、そして保護者の方々に、子ども食堂の魅力が伝わるはずです! 本当にありがとうございます!」
「いいえ、こちらこそ、貴重な機会をいただきありがとうございました!」私も課長の喜ぶ顔を見て、胸が熱くなりました。
「『つなぐホームページ』 は御社のような地域に貢献する企業の情報発信をホームページ制作や運用、そして今回のようなデザインのアドバイスなどを通じてサポートしていきます!」とこっそり宣伝しちゃいました😂
『デザイン』の力で、想いを届け、地域を繋ぐ
今回の運送会社様の事例のようにデザインの基本ルール を理解し実践することで、誰でも効果的なチラシ を作ることができます。そしてそのチラシが、人と人とを繋ぎ、地域社会をより豊かにする ことに繋がるのです。
私たち「つなぐホームページ」は、これからもデザインの力 を通じて、お客様の「想い」を多くの方々に届け地域社会の活性化に貢献 してまいります。
ご参考になれば幸いです。(^_^)
当メールマガジンでは、今後もホームページ活用方法について、具体的な打ち手や成功事例、そして今回のような効果的な「チラシ」作成 に関する情報などを、積極的に発信してまいります。
あなたのホームページのアクセス数や問い合わせ数を増やすための参考にしてくださいね。
それでは、今週も一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。