そのチラシ、本当にパンの魅力、伝わっていますか?元・和食の板前が挑むパン屋開業、成功の鍵は『ビジュアル戦略』

神原キサコの制作カフェ

こんにちは!つなぐホームページのwebデザイナー神原キサコです。
「企業理念が伝わる」ホームページを制作をしています。

神原キサコの制作カフェでは、ホームページの活用方法の具体的な方法や成功事例を紹介しています。
たくさんの方に読んでいただけるよう、分かりやすい表現を心がけています。
ぜひコーヒー片手にリラックスして読んでみて下さいね!

いつもつなぐホームページをご愛顧いただき、心から感謝申し上げます。
つなぐホームページのデザイナー、神原キサコです。

「実はプレオープンで配ったチラシが全然反応なくて…」——パン屋を開業しようと一大決心した社長様が最初に直面したのは、想いを“伝わるカタチ”にできないもどかしさでした。実は、ビジュアル戦略や写真のクオリティが大きく影響していること、ご存じでしたか?

本記事では、板前からパン屋へ転身を図った社長様のリアルな声をもとに、チラシ・ホームページ・SNSで“伝わるデザイン”を実現するためのポイントをお伝えします。写真は「単なる経費」ではなく「投資」として考える——そんな目からウロコのヒントが詰まった内容です!


この記事を読むと得られるメリット
  1. チラシやSNSで「伝わるデザイン」を作るための基本ステップが分かる
  2. ビジュアル戦略(フードコーディネート・写真撮影)の重要性と依頼の流れを理解できる
  3. 写真を“投資”として捉える考え方から、長期的な広告資産をつくるノウハウが学べる
  4. パン屋や飲食店特有の「強みの言語化」や「ストーリー性」を活かすコツを知ることができる
  5. ホームページやInstagram運用における、プロが提案する具体的アイデアを取り入れられる

「チラシで、お客様が来なくて…」パン屋開業、夢の一歩目で直面した集客の壁

「今日はどうぞよろしくお願いいたします。」先日、パン屋開業を控えた社長様から、ホームページ制作、Instagram運用、そしてチラシ制作についてのご相談をいただきました。「こちらこそ、今日はよろしくお願いいたします。お土産のあんパン、ありがとうございます!」と、社長様から試作で作ったというできたてのあんパンをお土産を頂戴しました。

一口食べて、私は驚きました。
「本当においしいです!餡子の口どけがよくて、パン生地はふわっふわの食感ですね!これまで食べたあんパンの中で間違いなく一番美味しいです!🥰✨」

「ありがとうございます!嬉しいなぁ。」社長様は、照れくさそうに、しかし、とても嬉しそうに微笑みました。
「実は、私、もともと和食の板前 だったんです。でも、パン作りの面白さに目覚めてしまって…。板前を卒業して、パン屋を始めることにしたんです。

「朝はお惣菜パンを中心に、お昼から夕方にかけては菓子パンを。予約注文も受けて焼きたてのクロワッサンや食パンをお帰りの際にお客様に受け取っていただけるような、そんなサービスも考えています。」と語る社長の姿に、私は感銘を受けました。

開業は、本当に一大決心ですね。 今回、大切に貯めてきたお金と日本政策金融公庫さんからの創業融資で、お店を立ち上げる予定です。
でも、実はプレオープン時に配布したチラシで、全くお客様が集まらなくて…。 ちょっと不安になり『つなぐホームページ』さんに、まずはチラシを作っていただき、その後、ホームページ制作とInstagram運用をお願いしたいと思いました。創業の大事な時期なので、絶対に失敗はできません。 何卒よろしくお願いします!」と社長様。

「承知いたしました。弊社では、創業期のお客様の支援実績も多数ございます。実直なサポートで、皆様、事業を成長させていらっしゃいますので、ご安心ください。」私は、社長様の熱意に応えるべく力強くお答えしました。

想いは十分、でも、伝わらなければ意味がない!白黒コピー、筆文字チラシの落とし穴

「早速ですが、社長様、プレオープン時に配布された、チラシを拝見できますか?」

社長様から手渡されたチラシを見て、私は、集客に苦戦した原因を、すぐに理解しました。
「社長様の想いは、たっぷり詰まっていますね!『安全』『無添加』『焼きたてパン』、それを、力強い筆文字 で表現されている。しかし…。」

「しかし…?」社長様は、不安そうな表情を浮かべました。

「まず、近年、地道な販路開拓として、ポスティングは非常に有効 だと思います。インターネット広告は、Instagram、Facebook、TikTokなど、媒体によって顧客層が細分化されているため、ネットだけで、スタートダッシュをかけるよりも、近隣のお客様に、地道にポスティングする方が、直接情報が届く可能性が高く、非常に有効です。 また、近隣のお客様にとっても、新しいパン屋さんのオープンは、お店の宣伝(広告)という側面だけでなく、新しい情報、つまり『ニュース』 として、受け入れられやすいのです。」私は続けます。

「しかし、このチラシでは、社長様の『想い』以外の部分が、非常に伝わりづらい です。」私は、率直な感想を伝えました。「筆文字で、想いを強く表現されているので、パッと見た印象では、『パン屋』ではなく、『居酒屋』や『和食店』がオープンしたのかと、勘違いされてしまいます。 また、白黒コピー ですと、どうしても、『信頼性』に欠けてしまう印象 を与えかねません。」

「確かに、その通りですね…。」社長様は、深く反省されている様子でした。「私は、これまで板前として修業を重ねてきたので、正直、マーケティングやセールスについては、全くの素人でして…。 神原さんのように、俯瞰した視点で教えていただけると、本当にありがたいです。」

ビジュアルで、五感に訴える🥰美味しそうな「写真」で、パンの魅力を最大限に引き出す

 「チラシ、ホームページ制作、SNS運用、全てにおいて、現在のマーケティングでは、『ビジュアル』が、非常に重要です。」私は、社長様に、ビジュアル戦略の重要性を語りました。社長様の、文字で伝える情報量よりも、写真や動画で伝わる情報量の方が、圧倒的に多いのです。 まずは、社長様が、今回、思いをたっぷり込めた商品である『パン』の、美味しそうな写真。そして、どんな場面で食べてほしいのか、どんな価値があるのかを、『写真』で見せていくことが重要です。

「写真ですか…。」社長様は、少し考え込むように、呟きました。
「確かに、『美味しそうなパンの写真』 があれば、お客様の反応も、全く違ったかもしれませんね。」

「そのためにも、まずは、社長様の『強み』 を、一緒に整理していきましょう。」私は、社長様に、改めて、ヒアリングを行いました。

  • 「魔法の小麦粉」と呼ばれる、カナダ産の非常に美味しい麦の香りが強い小麦粉を使用していること
  • あんパンのあずきは北海道産のあずきを使用し、農家と直接契約して貴重な小豆を分けてもらっていること
  • その農家を直接訪問し、小豆の食べ方、美味しさの引き出し方を直接教わっていること
  • 板前としての経験で培った『素材本来の味の引き出し方』をパン作りにも活かしていること

など、社長様の「強み」や「こだわり」を全てメモに書き出していきました。
「これらの情報を『写真』でどのように表現するか を一緒に考えていきましょう!」

「なるほど…。『強み』を言葉だけでなく『写真』で表現する んですね…。」社長様は納得された様子でした。「確かにこんなこと、今までやったことも、考えたこともなかったです。写真の撮り方も、単にパンを並べて撮ればいい、というわけではないですよね…。 こう考えると、もっとたくさん写真を撮っておけばよかったと、後悔しています…。例えば農家さんとの写真 とか…。」

「大丈夫です!『強み』を認識していなければ写真は撮れないものです。 これから、たくさん、写真を蓄えていきましょう!」私は、社長様を励ましました。「それに、『美味しそうな写真の撮り方』 には『フードコーディネート』 という技術があります。これは、まさにプロの専門家の領域 です。幸い、山形県内で活躍されている、フードコーディネーターの方と、私は繋がりがあります。ご紹介しましょうか?」

「えっ、フードコーディネーターですか!?それは、ぜひお願いしたいです!」社長様の表情が、パッと明るくなりました。

フードコーディネーター依頼の基礎知識として、最高の「ビジュアル」を創り出すために

「ただ、フードコーディネーターに依頼する際には、いくつか、事前に知っておいていただきたいことがあります。」私は、社長様に、フードコーディネートを依頼する上での、基礎知識を説明しました。

「まず、フードコーディネーターは、基本的には、写真撮影の技術は持っていません。 そのため、カメラマンの手配も、別途必要になります。 つまり、フードコーディネーターとカメラマン、2名分の費用がかかる ということです。」

「なるほど。フードコーディネーターは、『食』を魅力的に演出する専門家 であって、カメラマンは、それを美しく切り取る専門家、ということですね。」社長様は、私の説明に、深く頷きました。

「その通りです。そして、フードコーディネーターは、撮影に必要な小物や、小道具を持ち込んでくれますが、これは全て別途経費 となります。どのような小物や、背景が必要かは、事前に打ち合わせで決めていきます。 また、小物の選定や背景の手配にかかる時間もフードコーディネーターの稼働時間、つまり『工数』として費用に計上される ことを、ご理解ください。」

「分かりました。事前に、しっかりと打ち合わせをして必要なものを漏れなく準備しておくことが大切 なんですね。」

「はい。そして、パンの準備 ですが、例えばあんパンであれば中のあんこを見せるために、カットする必要がありますよね。 ハサミで切るのか、包丁で切るのか。きれいに切るためには、何度か、試行錯誤が必要になる かもしれません。そのため、撮影に使用するパンは、複数個、準備しておくと安心です。 メインとなる売り物のパンについては、3個以上同じ物を準備しておくと良いでしょう。」

「なるほど…。『あんパンの断面』一つとっても、そんなに、細かい配慮が必要なんですね…。 他には、何か、気をつけることはありますか?」

『どんな場面で食べてほしいか』『どんな食べ合わせ、ペアリングを提案したいか』 など、具体的なシーンをイメージして、事前に伝えておくことも重要です。また、モデルが必要な場合は、社長様の方で、ご友人や知人の方などにお願いしていただく必要があります。

「分かりました。撮影当日に、慌てないためにも事前に準備しておくことが大切 なんですね。」社長様は、真剣な表情で、メモを取られていました。

「はい。そして、フードコーディネーターとの打ち合わせは、依頼から撮影当日まで、少なくとも3回は必要になるとお考えください。 今回の場合、社長様のパンは、『予約注文でテイクアウトできるパン』『朝食用のパン』『菓子パン』『惣菜パン』など、それぞれ食べるシーンが異なりますし、伝えたいメッセージも変わってきますよね。 そのため、それぞれのシーンに合わせた、雰囲気作り を、丁寧に行っていく必要があるのです。」

「確かに、『朝食用のパン』と『おやつ用のパン』では、見せ方も、全く違ってきますよね。

「その通りです。『どのように、パンを使ってほしいのか』『パンを、どのように活用してほしいのか』 を明確に伝えることでフードコーディネーターも、より具体的な提案ができますし、結果としてより『美味しそう』で『魅力的な』写真 を、撮影することができるのです。」

「なるほど…。本当に奥が深いですね…。ちなみに費用の目安 はどのくらいでしょうか?」

「はい、フードコーディネーターとカメラマン合わせて、大体20万円程度 を想定していただければと思います。そこに、交通費 などが、別途加算されるイメージです。」

「20万円ですか…。正直、安くはないですね…。しかし『最高の写真』を撮るためには、必要な投資 ということですね。分かりました。ぜひ、前向きに検討させてください!」

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フードスタイリングした駅弁。写真は島田撮影。

写真は「経費」ではなく「投資」です🧐長期的な資産としての価値を認識する

「社長、写真は、単なる『経費』ではなく『投資』に近い考え方 を持たれた方が良いと思います。」私は、社長様に、写真の重要性を、改めて強調しました。「一度『最高の写真』 を撮影すれば、チラシ、ホームページ、Instagramはもちろん、今後お店が有名になれば、地域の雑誌や、コミュニティ誌、マスコミからの取材 にも対応できます。その際に、いつでも、最高の写真を提供できる のです。」

「つまり、一度撮影した写真が、複数回利用でき、長年にわたって利用できる非常に有効な『広告資産』となり得るのです。 会計上は『経費』として計上できますが、実質的には『見えない資産』 として、御社に貢献してくれるはずです。写真は、本当に、会社にとって、有益な『投資』 になるのです。」

「なるほど…!写真は、単なる『経費』ではなく『投資』そして『資産』なんですね…!」社長様は、目を丸くして、驚かれていました。「写真の重要性、本当によく分かりました!ぜひ、プロのフードコーディネーターとカメラマンの方に依頼して『最高の写真』を撮影したいと思います!

この社長との会話を通じて「美味しそうな写真」を撮るためには、プロの技術と、事前の綿密な準備が必要であること が、ご理解いただけたのではないでしょうか。そして「写真は投資」 という意識を持つことが、長期的な視点で見れば大きなメリット を生み出すのです。

『ビジュアル戦略』でパンの魅力を最大限に伝え、競争を勝ち抜く

「つなぐホームページ」では、単なるチラシ制作、ホームページ制作、SNS運用にとどまらず、お客様の強みを深く理解し、それを最も効果的に伝えるための「ビジュアル戦略」 を共に考え実行していきます。

「美味しそうな料理の写真は、ただ魅力的であるだけでなくお店の個性や使っている食材へのこだわり を伝える必要があります。」私は、社長様に、改めて、ビジュアルの重要性を強調しました。「例えば、地元の新鮮な食材 を使用していることをアピールしたい場合は、その食材を前面に出した、料理の写真 を選ぶことがポイントです。また、イラストやアイコンを使用する際も、お店の独自性を表現できるよう工夫しましょう。 例えば、手作りパンの店なら、パン作りの過程を描いたイラストや小麦の穂をモチーフにしたアイコンなどが、その店の温かさや、こだわりを伝えるのに効果的です。」

ビジュアルを選ぶ際は、ただ目を引くだけではなくそのお店のストーリーを伝えられるものを選ぶこと! これが、より多くの人に、お店の魅力を理解してもらい、実際に来店してもらうために、重要なのです。」

当メールマガジンでは、今後もホームページ活用方法について、具体的な打ち手や成功事例、そして今回のような効果的な「ビジュアル戦略」 に関する情報などを、積極的に発信してまいります。

あなたのホームページのアクセス数や問い合わせ数を増やすための参考にしてくださいね。

それでは、今週も一緒に頑張りましょう! 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ライター紹介
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神原キサコ

ハンズバリュー株式会社のメインデザイナーです。ホームページデザイン業務を中心に活動しています。
新しい情報を調べて皆さんにたくさんお伝えできればと思っています。

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