いつもつなぐホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。つなぐホームページのWEBデザイナー、神原キサコです。今週もよろしくお願いします!
週末、いつもの公園で小さなできごとがありました。いつもの場所に姿が見えなくて、ちょっとドキドキしたのですが、翌日には何ごともなかったように戻っていて、ほっとしました。
「いない」「減った」「見えない」。こういう変化を見ると、つい悪いことが起きたように感じますよね。でも、今日のお話はまさにそこです。
この記事でわかること
- GA4のアクセス数が下がっても、悪い変化とは限らない理由
- 全体の数字より先に見るべきページ
- 古いページを整理した後に確認したいポイント
ところで、自社のホームページをスマホで開いてみてください。固定ページの中に、もう終わったイベントの告知や、何年も更新していないお知らせはありませんか? 3つ以上見つかったら、今日のお話はきっと他人事ではありません。
先日、つなぐホームページの保守メンテナンスでお世話になっている福岡市の建材販売、斉藤社長様からお電話をいただきました。従業員10名、地元の工務店に建材を卸して30年の老舗です。
斉藤社長
神原さん、ちょっと聞いてくれ。うちのホームページのアクセスが減ってるんだよ。先月と比べたら3割も落ちてる。何かまずいことが起きてるのか?
その声は、明らかに焦っていました。
神原
斉藤社長様、それは心配になりますよね。ただ、アクセスが減ったこと自体は、必ずしも悪いニュースとは限らないんですよ。
斉藤社長
は? 減ってるのに悪くないって、どういうことだ?
ヒント1:体重が減った=病気とは限らない
神原
たとえば健康診断で体重が減っていたとします。ダイエットして減ったなら大成功ですよね。でも原因がわからず減っていたら心配です。アクセス数も全く同じなんです。
斉藤社長
原因によるってことか。
神原
はい。実は先月、斉藤社長様のサイトで保守作業をさせていただいた際に、もう使われていない古いページを整理したんです。覚えていらっしゃいますか?
斉藤社長
ああ、3年前の展示会の告知とか、終わったキャンペーンのページとか、ごっそり片付けてもらったな。
神原
そうなんです。あのとき整理したページが約40ページありました。それらのページにも毎月少しずつアクセスがあったんです。古い展示会の告知を検索で見つけて来る人、終わったキャンペーンの条件を確認しに来る人。でもその方たちは、今の斉藤社長様のお客様にはなり得ない方々ですよね。
斉藤社長
そりゃそうだ。3年前の展示会の情報を見に来た人に建材は売れないよ。
つまり、アクセスが3割減ったのではなく、もともと意味のなかった3割が消えただけかもしれません。本棚の整理と同じで、読まない本を処分したら棚がすっきりして、本当に読みたい本がすぐ見つかる状態です。
斉藤社長
なるほど。今残ってるアクセスの方が質がいいってことか。
神原
その通りです。実際、斉藤社長様のサイトの問い合わせページへのアクセスは先月とほぼ同じでした。お客様になり得る人の数は変わっていないんです。
ヒント2:数字の「増減」の前に「なぜ」を確認する
斉藤社長
でもな、GA4の画面を開いて数字が減ってたら、普通は焦るぞ。どうすりゃいいんだ?
神原
おっしゃる通りです。数字が変わったとき、多くの方が最初に見るのは矢印の向きなんですよね。上向きなら安心、下向きなら不安。でも本当に大事なのは、矢印の「理由」の方なんです。
果樹園の剪定を想像してみてください。枝を切ったら、一時的に木は小さく見えます。でも不要な枝を落としたからこそ、残った枝に栄養が集中して、翌年もっと大きな実がなる。剪定した直後に「木が小さくなった! 失敗だ!」とは誰も言いませんよね。
斉藤社長
うちの実家がみかん農家だから、その感覚はよくわかるよ。枝を切るのは木を弱らせるためじゃない。実を太らせるためだ。
神原
まさにそうなんです。ホームページも同じで、古いページを整理した直後はアクセス数が下がります。でもそれは、Googleに対して「うちのサイトはこのテーマについて書いています」という信号がクリアになったということなんです。
余計なページがなくなった分、本当に読んでほしいページが検索結果で目立ちやすくなります。
斉藤社長
じゃあ俺は、剪定した直後に「枝が減った!」って騒いでたわけか。
神原
いえ、斉藤社長様が気にされたのは当然です。数字が変わったら確認する。その姿勢がまず素晴らしいんです。ただ、「上がった・下がった」で止まらずに、「なぜ変わったのか」をもう一歩確認する習慣をつけると、数字に振り回されなくなりますよ。
ヒント3:見るべきは「全体」ではなく「大事なページ」
斉藤社長
そうは言っても、どの数字を見ればいいのか、正直よくわからんのだよ。
神原
実は、すごくシンプルな方法があります。GA4を開いたときに全体のアクセス数を見るのではなく、問い合わせページや商品紹介ページに何人来たかだけ確認するんです。
お客様になり得る人は、最終的に問い合わせページか商品紹介ページを見ます。逆に、3年前のイベント告知に来た人は、今のビジネスには関係がありません。全体のアクセス数は、この2種類の人を全部ごちゃ混ぜにした数字です。
斉藤社長
ああ、たとえば営業で考えたら、名刺を100枚配ったかどうかよりも、見積依頼が何件来たかの方が大事だもんな。
神原
まさにそうです。名刺100枚が80枚に減っても、見積依頼が同じ5件なら、営業の質は落ちていません。むしろ、無駄な名刺配りが減って効率が良くなったとも言えます。
斉藤社長
それを先に言ってくれよ。安心したわ。
神原
すみません、順番にお伝えしたくて。でも斉藤社長様、数字が変わったときに電話をくださること自体がとても良い習慣なんですよ。見て、おかしいと思って、確認する。その3ステップができているだけで、もう半分以上のことはできています。
斉藤社長
まあ、焦って電話しただけだけどな。でも、次からは「なぜ?」を先に考えるようにするよ。
自分ごとチェック
- GA4を見て「アクセスが減った!」と焦ったことがある
- なぜ減ったのか、原因を特定できないまま放置している
- 3年以上前に作ったイベント告知や終了キャンペーンのページが10件以上残っている
1つでも当てはまった方は、数字の「なぜ」が見えていない状態かもしれません。放置している古いページが月に合計100アクセス集めていたとしたら、それは毎月100人に「もう終わった情報」を見せているのと同じこと。お客様の第一印象を損ねている可能性があります。
アクセス数の変化、理由まで見えていますか?
「数字が減った理由」がわからないままモヤモヤしているなら、無料HP診断レポートで一緒に確認してみませんか。どのページが足を引っ張っているか、本当に見てほしいページに人が来ているかを整理します。
まとめ:アクセス数は「多ければ良い」だけではありません
ホームページのアクセス数は、多ければ良いというものではありません。大事なのは、お客様になり得る人が、見てほしいページを見てくれているかどうかです。
全体の数字に一喜一憂するのではなく、「なぜ変わったのか」をもう一歩確認する習慣をつけてみませんか? きっと、数字の見え方がまるで変わってくるはずですよ。
ご参考くださいませ。今後もホームページ活用方法について、具体的な打ち手や成功事例を提供して参ります。あなたのホームページのアクセス数、問い合わせ数を増やすための参考にしてくださいね。
それでは、今週も一緒に頑張りましょう! 最後までお読みいただき、ありがとうございました。