【Web活用】写真は撮った。でもお客様に伝わっていない——「一言添える」だけで選ばれる理由が生まれる

神原キサコの制作カフェ

いつもつなぐホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。

つなぐホームページのWEBデザイナー、神原キサコです。

今週もよろしくお願いします!

先週、津名久ハナコと一緒に七日町通りを歩いていたら、新しくできた焼き菓子屋さんを見つけてしまいまして🍪 ハナコは「1個だけ買おう」と言ってたのに、結局2人で紙袋いっぱいに…帰りの車の中で静かに反省会をしました😂

さて、今回のお話はホームページ運営の領域になります。私の本業ですので、今日は一人でお話しさせていただきますね。

先日、つなぐホームページの保守メンテナンスで栃木県を訪問した際のことです。

お伺いしたのは、鬼怒川温泉で家族経営の旅館を営む山田女将様のところ。客室15室ほどの小さなお宿で、つなぐホームページに契約してくださっています。昨年、一緒にホームページのリニューアルを進めて、プロのカメラマンに撮ってもらった写真もきちんと入れ替え済み。見栄えはとても良くなりました。

保守点検を終えてお茶をいただいていると、山田女将様がこんな話を切り出しました。

山田女将:「神原さん、ホームページはきれいにしてもらったでしょう。写真も全部入れ替えたし。でもね、お客様の反応が、思ったほど変わらないの。何が足りないのかしら。」

私はノートパソコンでホームページを開きながら、女将様にこうお聞きしました。

神原:「女将様、この写真のお料理、とても美味しそうですよね。ところで、このお刺身はどこから仕入れていらっしゃるんですか?」

山田女将:「ああ、それは日光の清流で育ったヤシオマスよ。うちの板前が毎朝、地元の魚屋さんから直接もらってるの。」

神原:「このご飯は?」

山田女将:「那須の農家さんから直送してもらってる新米。お客様にはおかわり自由でお出ししてるわ。」

神原:「女将様、それ、ホームページのどこにも書いてないんです。」

きれいな写真は「きれい」しか伝えない

山田女将様のホームページには、確かに美しい写真が並んでいます。ライティングも構図もプロの仕事。見た目の印象は申し分ありません。

でも、写真だけを見たお客様に伝わるのは「きれいだな」という印象だけなんです。

たとえるなら、額縁に入った絵をギャラリーに飾っているのに、タイトルも作者名も付けていない状態。見る人は「きれいだな」と思っても、その絵に込められた物語を知ることはできません。

「日光の清流で育ったヤシオマス」と聞けば、お客様の頭の中に川のせせらぎが浮かびます。

「那須の農家直送、おかわり自由」と聞けば、お客様は朝食の期待を膨らませます。

しかし写真だけだと、隣の旅館の料理写真との違いがお客様には判断できない。どちらも「きれいなお刺身」「美味しそうなご飯」で終わってしまう。

山田女将:「確かに…。うちのお客様には食事のときに説明してるんだけど、ホームページを見てる段階では伝わってなかったってことね。」

写真に「何が特別なのか」を一言添えるだけで、きれいな写真が「選ぶ理由」に変わる

一言添えるだけで、写真が「語り始める」

山田女将:「でも神原さん、写真に文字を重ねるって、デザイン的にごちゃごちゃしない?せっかくきれいに撮ってもらったのに。」

お気持ち、よくわかります。でも、ここで大切なのは「誰のための写真か」という視点なんです。

写真コンテストに出すなら、文字は邪魔です。でもホームページの写真は「お客様に選んでもらうための写真」ですよね。

実は、宿泊予約サイトで予約率が高い旅館のホームページには、ある共通点があります。それは、写真の上や横に短いテキストが添えられていることなんです。

たとえば——

  • お刺身の写真に「日光の清流が育てたヤシオマス。板前が毎朝、地元の魚屋から仕入れています
  • 朝食の写真に「那須の農家直送の新米。おかわり自由です
  • 大浴場の写真に「鬼怒川温泉駅から車で5分。チェックインから翌朝9時まで入り放題
  • 駐車場の写真に「大型車も安心。無料駐車場20台完備

写真1枚に、1行のテキスト。これだけで、お客様が「ここにしよう」と決める判断材料が一気に増えるんです。

山田女将様が腕を組みました。

山田女将:「なるほどね。写真を撮り直す必要はないのね。今の写真に一言足すだけでいいの?」

神原:「はい。しかも女将様、これはホームページだけの話じゃないんですよ。」

お客様の目の前にも「一言」を置く

山田女将:「どういうこと?」

神原:「たとえば、朝食会場のご飯のジャーの横に、小さな手書きのカードを置いてみてください。『令和8年の新米。那須の○○農園から直送しています。おかわりはご自由にどうぞ!』と。」

神原:「お刺身にも『本日のヤシオマス。日光の△△鮮魚店より朝届きました』と添えるだけで、お客様の目が止まります。」

これはホームページのテキストと全く同じ原理なんです。

お客様は、提供されているものの「裏側」を知りたいわけではありません。でも、目の前にさりげなく書いてあると、自然と読んでしまう。そして読んだ瞬間、同じご飯が「ただのご飯」から「わざわざ農家から取り寄せた特別なご飯」に変わる。

たとえるなら、美術館の絵の横にある小さなプレートカードのようなものです。あのカードがなければ「きれいな絵だな」で通り過ぎますが、「作者は○○。△△年の作品。□□をテーマに描いた」と書いてあると、同じ絵を見る目が変わりますよね。

山田女将:「お金もかからないし、今すぐできそうね。でもそれが口コミにも影響するの?」

神原:「はい。実は口コミサイトを見ると、食事を高く評価しているお客様の書き込みには、食材の産地や調理法への言及が多いんです。つまり、お客様は知っていれば書いてくれる。知らなければ『美味しかったです』の一言で終わってしまう。」

山田女将:「ということは、カード1枚で口コミの質も変わるってこと?」

まさにそうなんです。お客様に書いてもらう口コミの質は、お客様にどれだけ情報を渡せたかで決まります。情報がなければ「良かったです」としか書けない。情報があれば「那須の農家直送の新米が最高でした」と書ける。

そして、その具体的な口コミが、次のお客様を連れてくるんです。

山田女将様が立ち上がりながら言いました。

山田女将:「よし。今夜の夕食から、まずお刺身にカードを置いてみるわ。文面は…さっき神原さんが言ってたやつ、メモさせてもらっていい?」

神原:「もちろんです。手書きの方が温かみが出て、旅館の雰囲気に合いますよ。」

ホームページの写真をきれいに撮ること。これはとても大切です。

でも、写真だけでは「きれい」という印象しか残りません。

今すでに提供している価値に、一言添える。

ホームページの写真にテキストを1行足す。食事の横にカードを1枚置く。

それだけで、同じ料理、同じ温泉、同じ部屋が、お客様にとって「ここにしかない特別なもの」に変わります。

皆さまのホームページの写真にも、まだ伝えきれていない「物語」が眠っていませんか? 一言添えるだけで、きっとお客様の見る目が変わるはずですよ。

ご参考くださいませ(^_^)

当メールマガジンでは、今後もホームページ活用方法について、具体的な打ち手や成功事例を提供して参ります。

あなたのホームページのアクセス数、問い合わせ数を増やすための参考にしてくださいね。

それでは、今週も一緒に頑張りましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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ライター紹介
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神原キサコ

ハンズバリュー株式会社のメインデザイナーです。ホームページデザイン業務を中心に活動しています。
新しい情報を調べて皆さんにたくさんお伝えできればと思っています。

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