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つなぐホームページのWEBデザイナー、神原キサコです。
今週もよろしくお願いします!
先週は、白鷹町の花屋さんの近藤社長との面談で、Instagramの「通知表(インサイト)」を見るための第一歩としてお客様の足跡をたどる「3つのステップ」をご紹介しました。
早速、ご自身のInstagramを確認してくださった近藤社長から、お電話がありました。
「神原さん、見てみたよ!どうやらお盆前の『長持ちする仏花』の投稿が、お店のプロフィールを一番見に来てくれてるみたいだ。面白いもんだな。でも、これを次にどう活かせばいいんだい?」
そのお言葉に、私は嬉しくなりました。
それこそが、次の一手を考えるための『宝の地図』だからです。
「素晴らしい発見です、社長!今回はその地図の読み解き方、つまりお客様の『本音』を数字から読み解く3つのヒントをご紹介しますね。」
ヒント①「いいね!」より「保存」を見る
「社長、『いいね!』は挨拶のようなものですが、『保存』の数は『この記事、後でもう一度ゆっくり読みたい』というお客様からのメッセージなんです。どの投稿が一番『保存』されているか、見てみませんか?」
「ほう、『保存』か…。見てみると、ただ綺麗な花の写真を載せたものより、『切り花を長持ちさせるコツ』みたいな、ちょっとした豆知識を書いた投稿の方が保存されているな。」
「それこそが、お客様が本当に求めている情報なんです。
綺麗な花を見て癒されたい、という気持ちはもちろんですが、それ以上に『せっかく買ったお花を、少しでも長く楽しみたい』という本音が、この『保存数』という数字に表れているんですよ。」
ヒント②お客様の「生活リズム」に合わせる
「次に、お客様がいつスマートフォンを見ているか、知りたくないですか?
インサイトの『最もアクティブな時間』という項目を見てみてください。」
「なるほど、うちのお客さんは平日の夜21時頃が一番多いみたいだ。」
「でしたら、その時間帯が投稿のゴールデンタイムです。
インサイトを見れば、フォロワーさんが『何曜日の何時頃に一番よく見てくれているか』が一目でわかるんですよ。
一仕事終えて、ほっと一息ついている時間帯かもしれませんね。そのタイミングで『一輪あるだけで、お部屋が癒しの空間になりますよ』といった投稿を届けることで、お客様の心に響く確率がぐっと上がります。」
ヒント③「常連さん」と「新しいお客様」で話し方を変える
「最後に、話す相手によって投稿の種類を使い分ける、というお話です。」
Instagramには、24時間で消える「ストーリーズ」と、動画を投稿する「リール」という機能があります。この二つには、明確な役割の違いがあるんです。
- ストーリーズは「常連さん向けの店内放送」です。
見てくれるのは、ほとんどがフォロワーの方々。
ストーリーズはフォロワーさん向けのコンテンツなんです。
ですので、「本日、珍しいトルコギキョウが入荷しました!」といった、親しい人へのお知らせが効果的です。 - 一方でリール動画は「新しいお客様に見つけてもらうための店の外の看板」。
逆にリール動画はフォロワー以外の人にも見てもらいやすい、という特徴があるんです。
例えば「30秒でわかるミニブーケの作り方」といった動画は、お店を知らない人にも楽しんでもらえ、新たなファンを連れてきてくれる可能性があります。
「なるほど…!ただやみくもに投稿するんじゃなくて、お客さんと対話するような気持ちで数字を見るのが大事なんだな。」
近藤社長の納得された声が、電話口から聞こえてきました。
インサイトは、お客様からの「声なきアンケート」です。
「お客様は何を喜び、どんな情報を欲しがっているんだろう?」と想像を膨らませてみてください。
きっと、次にお店に飾るべきお花が見えてくるはずですよ。
ご参考くださいませ(^_^)
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それでは、今週も一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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