【お知らせ】次回以降は、YouTubeでの動画配信に移行します。
チャンネル登録の応援をお願いします!※詳しいご案内は記事の最後に記載しています。
いつもつなぐホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。
つなぐホームページのWEBデザイナー、神原キサコです。
今週もよろしくお願いします!
これまで2週にわたり、白鷹町の花屋さん、近藤社長との対話を通じて、Instagramの「通知表(インサイト)」の基本的な見方から、お客様の本音を読み解くヒントまでお話ししてきました。
数日後、近藤社長から再びお電話がありました。その声は、以前よりずっと明るいものでした。
「神原さん、色々わかってきたよ!お客さんが喜んでくれる投稿がどんなものか、数字を見ながら考えるのが楽しくなってきたよ。でも一つ気になるのが、あの『ステップ③お店の中に入ってきてくれた人(外部リンクのタップ数)』の数だ。ここが、なかなか増えないんだよ。どうしたらいいんだい?」
「社長、素晴らしい着眼点です。実は、そこにはInstagramならではの『考え方』の転換が必要なんです。
今日は、あえてホームページへの誘導をゴールにしない新しいお話をしますね。」
なぜ、ホームページのリンクは押されないのか?
多くの人が、Instagramの最終ゴールを「プロフィールに貼ったホームページへの誘導」だと考えています。
しかし、現実の数字は少し厳しいものを示しています。
これは多くの人がぶつかる壁でして…実は投稿を見てプロフィールに来てくれた人のうち、最終的にホームページのリンクまでタップしてくれる人は、多くても1%程度なんです 。実際、ほとんどの投稿では外部リンクへのタップ数がゼロということも珍しくありません 。
なぜなら、Instagramを楽しんでいるお客様にとって、アプリを閉じて別のサイトに移動するのは少し面倒な一手間だからです。
発想の転換「外」ではなく「中」で関係を深める
「そうか…1%か。それじゃあ、どうすればいいんだい?」
「発想を転換して『Instagramの中でお客様との関係を完結させ、ファンになってもらう』ことを目指すんです。そして、そのファンになったお客様が、次のお客様を連れてきてくれる流れを作るんですよ。」
以前、あるホテル様でフォトコンテストの結果発表をした投稿が、普段の何倍も見られるという出来事がありました。
理由を調べると、受賞したお客様が、ご自身のストーリズでその投稿を紹介(シェア)してくださっていたんです 。
お客様による「このお店、良かったよ!」という自然な口コミは、どんな広告よりも信頼性が高く、新しいお客様を連れてきてくれる最高の宣伝になります。
お客様を「主役」にする仕掛け
「例えば、近藤社長のお店でも『#白鷹うちの花』のようなハッシュタグ(合言葉)を作って、『ご自宅で飾ったお花の写真をこの合言葉と一緒に投稿してくださいね』と呼びかけるのはどうでしょう?」
「ほう、お客さんに投稿してもらうのか!」
「はい。そうすると、そのハッシュタグが、お客様が投稿してくれた素敵なお花の写真で溢れる『みんなのアルバム』になります。お客様はご自身の写真が紹介されることで喜びを感じ、それを見た他のお客様は『こんな風に飾れるんだ』と購入のヒントを得られます。そして何より、その投稿は投稿してくれたお客様の友人や知人にも届くのです。」
「なるほどな!ホームページに来てもらうことばかり考えていたが、インスタの中でお客さんと仲良くなって、その輪を広げていくことが大事なんだな。それなら、私にもできそうだ!」
近藤社長の力強い声に、私はこのご相談が成功に繋がることを確信しました。
Instagramの役割は、必ずしもホームページへお客様を誘導する「入口」だけではありません。
それ自体が、お客様と交流し、ファンを育む「コミュニティ」にもなり得るのです。
3週にわたりお付き合いいただき、ありがとうございました。
近藤社長様との会話が、皆様のビジネスのヒントになれば、これほど嬉しいことはありません😊
ここでお知らせです!
次回以降は、より分かりやすく実践いただけるようYouTubeでの動画配信に移行します。
役立ったと感じていただけたら、高評価(いいね)とチャンネル登録をぜひお願いいたします!
ご参考くださいませ(^_^)
これまで当メールマガジンをお読みいただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
毎回のご感想やご質問が、私の大きな励みでした。
今後はYouTubeで、形は変わりますがホームページ活用方法について、具体的な打ち手や成功事例を提供して参ります。
引き続きお付き合いいただけましたら嬉しいです。
それでは、今週も一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「つなぐホームページ」では最新の成功事例やネットマーケティング手法について、メールマガジン『神原キサコの制作カフェ』で配信しております。メールマガジンの登録をお願いします。