悪夢の★1つ...Googleマップの口コミ削除大作戦!〜保育園理事長先生と私の挑戦〜
ある日の午後、私の会社「つなぐホームページ」のLINE公式アカウントに、ピコン♪と新しいメッセージが届きました。
「初めて相談させていただきます。Googleマップの口コミに事実無根の悪い口コミを書かれてしまって…助けてください!」
送り主は、ある保育園の理事長先生でした。お客様の「困った!」を解決するのが私の仕事。これは、放っておけない!私はすぐに、公式LINEからお客様へメッセージを送りました。
「お困りのようですね。よろしければ、当社の電話番号をお伝えしますので、お電話で詳しくお話をお伺いできませんか?」…すると、間髪入れずに電話が鳴り響きました!
「はじめまして!突然のLINEで…すみません!私は保育園の理事長をしている者です。Googleマップの口コミに、事実無根のひどいことが書かれてしまって…削除したいんです!どうにか相談に乗っていただけませんか?」電話口の理事長先生は、かなり動揺されている様子。声には、戸惑いと怒りにも似た感情が滲んでいました。
「大丈夫ですよ、落ち着いてください。」私はできるだけ優しく、安心していただけるような声で語りかけました。「まずは状況を確認させてください。Googleマップで、どのように検索すれば、その口コミを見ることができますか?」私は、理事長先生から教えていただいた検索ワードで、Googleマップを開きました。
すると…確かに、ありました。その保育園のページに、ポツンと1つだけ、不自然なほど低い評価の口コミが。
「これは…ひどいですね…」思わず、声が漏れてしまいました。
その口コミには、具体的な内容は一切なく、ただ「最低の保育園」とだけ書かれていました。他の口コミは、ほとんどが★4つ以上の高評価なのに…。
「どうして、こんなひどいことを…」理事長先生の声は震えていました。「うちの保育園は、子どもたちのため、保護者の皆さまのために、一生懸命頑張っているのに…」私は、理事長先生の無念さを思うと、胸が締め付けられる思いでした。
この悪意に満ちた口コミを、なんとか削除できないだろうか?私の出番ですね。Googleの公式見解を交えて理事長先生にお話ししました。
※実際の検索結果画面はつぎのとおりです。


Googleマップの口コミを削除せよ!〜神原キサコの調査開始〜
「Googleマップの口コミ、特に他人が書いたものを削除するのは、簡単ではないんです…」私は、理事長先生に、厳しい現実を伝えることから始めました。「でも、方法はいくつかあります。一緒に、可能性を探っていきましょう!」
私は、理事長先生に、他人の口コミを削除するための方法を、順を追って説明しました。
1. 投稿者に直接、削除を依頼する
「まず、口コミを書いた人に直接連絡して、削除をお願いする方法です。」
これが、実は一番シンプルで、効果的な場合もあります。連絡先が分かる場合のみ有効ですが、丁寧に、削除してほしい理由を伝えましょう。例えば、「口コミの内容が事実と異なり、園の評判を著しく傷つけているため、削除していただけると幸いです」など、具体的に、そして礼儀正しく伝えることが大切です。投稿者も、悪意なく、誤解から書いてしまった場合、素直に応じてくれるかもしれません。
2. Googleに削除依頼
「次に、Googleに削除を依頼する方法です。Googleのレビューポリシーに違反している口コミは、削除してもらえる可能性があります。」
私は、Googleのレビューポリシーについて、具体例を挙げて説明しました。
- 敬意に関するコンテンツ: 個人への攻撃や誹謗中傷はダメ!
- 詐欺的なコンテンツ: ウソのレビューや詐欺行為は許しません!
- 成人向けコンテンツ: エッチな内容や、わいせつな表現はNG!
- 危険・違法コンテンツ: 暴力や犯罪をあおったり、違法薬物の話なんて、もってのほか!
- 情報の質がよくないコンテンツ: 事実と違うことや、誤解させるようなことは書いちゃダメ!
- ハラスメントの助長: 特定の人や集団への嫌がらせや、いじめを助長するような行為は禁止!
- ヘイトスピーチ: 人種、民族、宗教、性別、性的指向などへの差別は絶対にダメ!
- 不適切なコンテンツ: 個人やグループを攻撃、中傷するようなことはやめましょう!
- 個人情報: 勝手に他人の名前、住所、電話番号、メールアドレスを公開しちゃダメ!
※当社の経験では、氏名(個人情報に該当)が書かれた口コミは削除していただけました。
「これらの違反行為に該当すると思われる場合は、Googleに削除依頼を出すことができます。依頼方法は2つです。」
◆Googleビジネスプロフィールの管理画面
削除したい口コミが投稿された店舗の管理画面を開き、左のメニューから「クチコミ」画面に移動。該当の口コミの右端にある「︙」アイコンをクリックし、「不適切なクチコミとして報告」を選択。
◆Googleマップのクチコミ個所から申請
Googleマップ上で削除したい口コミを見つけ、口コミの右上にある「︙」アイコンから「クチコミを報告」をクリック。報告フォームに必要事項を入力して送信。
「ただし…」私は、ここで重要な注意点を伝えました。「報告したからといって、必ず削除されるわけではありません。審査の結果、削除が認められない場合もあります。」と付け加えました。
3. 積極的な口コミ管理
「もし、Googleに削除依頼をしてもダメだった場合、積極的に口コミを管理するという方法もあります。」私は続けて「根本的な解決にはなっておりませんが、どうしても削除されなかった場合の解決策になります」
◆Googleビジネスプロフィールの活用
Googleビジネスプロフィールの管理画面では、口コミを監視したり、返信したりすることができます。
ネガティブな口コミにも、丁寧に、誠実に対応することで、悪い印象を和らげ、評判を回復できる可能性があります。また、ポジティブな口コミに、感謝の気持ちを伝えることで、お客様との良好な関係を築くことができます。
良い口コミを増やす努力をすることも大切です。(現実的には、良い口コミの数や質が高ければ、良識あるお客様は「変な人に絡まれて事業者さんがかわいそうだな😥」と思ってくださるはずです。)
4. Googleビジネスプロフィールを作り直す
「どうしても削除できないネガティブな口コミが多い場合は、最終手段として、Googleビジネスプロフィール自体を作り直すという方法もあります。ただし、私たちのような専門業者への依頼が必要となる場合があり、作業として費用もかかります。また、以前の口コミや評価は引き継がれないため、一から評判を築き直す必要があります。」私は続けて「ネットで炎上した事業者様などは、この手法をしばしば採用されているように見受けられます」と纏めました。
5. 最終手段!それでもダメなら法的手段...発信者情報開示請求
「そして…本当に最後の手段です。投稿者への直接の削除依頼も、Googleへの削除依頼も、口コミ管理も効果がなく、どうしても許せない悪質な口コミには、法的な手段を検討することになります。」私は、少し難しいけれどとても重要な「発信者情報開示請求」について説明しました。
「これは、インターネット上で誹謗中傷などの権利侵害を受けた被害者が、投稿者を特定するために、プロバイダなどに対して、投稿者の情報開示を求める手続きです。」
神原キサコのワンポイント!開示請求って?
何ができるの?
⇒投稿者の氏名、住所、メールアドレス、IPアドレスなどの情報を、裁判所を通じて開示させることができます。
どうやってやるの?
⇒まずは、本当に自分の権利が侵害されているのか、しっかり確認しましょう。下に弁護士の先生の動画を紹介します。ご確認ください。
証拠の保全
⇒誹謗中傷された投稿のスクリーンショットなど、証拠をしっかり保存!これが大事です。
開示請求
⇒裁判所に「発信者情報開示請求」を行います。
情報GET!
⇒裁判所から開示命令が出れば、プロバイダから投稿者の情報が提供されます。
投稿者へ対応
⇒得られた情報をもとに、投稿者に対して、損害賠償請求や削除請求などの法的措置を取ることができます。
注意点!
裁判所を通す手続きなので、時間も費用もかかります。
必ずしも開示が認められるわけではありません。権利侵害の程度が軽い場合や、公益性が高い情報と判断されると、難しいことも…。専門知識が必要なので、弁護士に相談するのがオススメです!
「発信者情報開示請求は、時間も費用もかかる、とても大変な手続きです。しかし、悪質な誹謗中傷に泣き寝入りしないための、大切な手段です。この方法については、経験豊富な弁護士に相談することをお勧めします。」
「一緒に、最善の方法を探しましょう!」
私は、理事長先生に、これらの方法を詳しく説明し、一緒に、この悪意ある口コミに対処するための最善の方法を検討することにしました。
「この口コミは、事実無根であるとのこと。まずは、投稿者に連絡を試みて、削除を依頼してみましょう。並行して、Googleへの削除依頼も行いましょう。そして、これからの口コミ管理についても、一緒に考えていきましょう!」私は、電話越しに力強く理事長先生に伝えました。
「神原さん…ありがとう!なんだか、希望が見えてきました!…法的な手段も視野に入れて、頑張ります!協力してくれますか」理事長先生の声に、少し明るさが戻ってきました。
「はい、勿論です!」こうして、私と保育園理事長先生のGoogleマップの口コミ削除に向けた戦いが始まったのです。
果たして、悪夢の★1つは削除されるのか?そして、保育園の未来は...?
今回の件で、私は改めて、口コミレビューサイトの在り方について考えさせられました。
特にGoogleに限らず、食べログ、価格コム、転職サイトのレビューなど、様々なレビューサイトが存在します。これらのサイトは、私たち事業者から見ると、特に依頼していないのに勝手に私たちの情報を掲載し、その情報で利益を得ている…そう思えてしまうのも事実です。正直なところ、本当に許せない気持ちになることもあります。
日本の法律上、私たちは法の専門家ではないので、詳細なことは解りません。
しかし、法人の評判を広く一般に公開すること自体は、問題ないようです。納得はできませんが、そのようなルールになっている以上、私たち事業者も、そのルールの中で戦っていくしかありません。
今回の理事長先生のケースでは、まずはGoogleビジネスプロフィールの管理を行い、口コミに対して、事実無根であることを丁寧に返信しました。
そして、Googleビジネスプロフィールの管理画面から、Googleマップに対して削除申請を行いました。現在は、その結果を待っている状況です。
ただ、今回の口コミには、特段、個人情報が書かれているわけでもなく、あくまでも投稿者の主観が書かれているだけです。そのため、Googleが削除の判断を下すかどうか、正直なところ、五分五分といったところでしょうか…。
だからこそ、理事長先生には、削除されない可能性についても、事前にご納得いただきました。
万が一、削除されなかった場合、良い口コミを増やして、悪い口コミを押し流していく…。もしくは、本当に理事長先生が気に入らなければ、ビジネスプロフィールを再度作り直すことも検討しています。
ただし、ビジネスプロフィールを新しく作り直したとしても、同様に悪い口コミを書いてくる人間は、必ず一定数存在するものです。
そのため、根本的には、良い口コミを増やしていくことが、一番コストが安く、前向きな取り組みなのではないかと考えています。
本当に、口コミレビューサイトについては、私たちからしても「なぜ利益を得られるんだろうか…」と疑問に思ってしまいます。
しかし、多くの人が利用し、影響力を持っていることも事実です。
だからこそ、私たちはこの現実と向き合い、最善の方法で対応していく必要があるのです。
今回の経験は、私にとっても、非常に勉強になりました。これからも、お客様に寄り添い、共に考え、最善の解決策を見つけていきたいと思います。
今週もよろしくお願いします。
参考文献
- Googleローカルガイドヘルプ. (取得日:2023年8月4日). 禁止および制限されているコンテンツ.
https://support.google.com/local-guides/answer/7400114?hl=ja
良くある質問と回答
弊社の経験で執筆しております。
- 質問:「事実無根のクチコミを削除するための方法は?」
回答:「Googleビジネスプロフィールを利用している場合、管理画面から「不適切なクチコミを報告」を選択し、削除の請求を行うことができます。しかし、Googleの判断に従って、全ての請求が受け入れられるわけではありません。特にテキストがなく点数だけの場合、削除が認められにくいことがあります。
法的にクチコミを削除させたい場合、弁護士を活用して裁判所へ削除要求を行う方法が考えられます。弁護士費用が発生します。
また、「発信者情報開示請求」という手続きを利用すれば、名誉毀損と判断された場合には、Googleから投稿者の詳細な情報を取得できます。その情報を基に、投稿者への直接的な削除依頼も可能です。」
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