いつもつなぐホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。
つなぐホームページのWEBデザイナー、神原キサコです。
今週もよろしくお願いします!
WEBサイトは、作って終わりではありません。時代の変化に合わせて育てていく、いわば「生き物」のようなもの。今日は、長年お付き合いのある、福島市の水道工事屋「勝見水道メンテナンス」の勝見社長との会話から見えてきた、WEB集客の大きな「地殻変動」についてお話しさせてください。
※この10年で最大のWEBマーケティングの変化なので、勝見社長様(仮名)を事例に再度ご説明させていただきます。
■ 「神原さん、一体どうなってるんだ?」
先日、勝見社長の事務所に伺ったときのこと。いつもは元気な社長が、少し曇った表情で私にこう切り出しました。
「神原さん、ちょっと聞いてくれよ。どうも最近、Webからの緊急修理の依頼が減ってる気がするんだ。『福島市 水道修理』での順位は悪くないはずなんだが…。一体どうなってるんだ?」
その言葉に、私は「いよいよこの波が福島にも来たか…」と、気を引き締めました。
「社長様、実は今、Google検索の世界で、静かですが非常に大きな変化が起きているんです。もしかしたら、そのせいかもしれません」
私がPCを開き、実際の検索画面をお見せすると、勝見社長は「なんだこりゃ!」と声を上げました。
■ Google検索の新しい”顔”それは「AI Overview」の衝撃
「社長、例えばですね。『福島市 トイレつまり 修理』と検索してみます。そうすると…ほら、一番上に、AIが答えを要約して表示しているんです」
「本当だ…。『福島市で評判の水道工事業者』なんてリストまで出てるじゃないか!これじゃあ、うちのサイトまでわざわざ見に来てもらえないじゃないか!」
勝見社長がおっしゃる通り、この「AI Overview(AIオーバービュー)」という新機能により、ユーザーはサイトを訪れることなく、検索結果の画面だけで満足してしまうケースが増えています。結果として、ホームページへのアクセス数は全体的に減少する可能性があるのです。
「まいったな…。じゃあ、もうホームページに力を入れる意味はないのか?」
うつむく勝見社長に、私はこう続けました。
「いえ、社長様、そうとも限らないんです。あるお客様の例では、アクセス数は減ったものの、問い合わせや売上は逆に上がったという興味深いケースもありました」
「ほう、そりゃどういうこった?」
「本気で修理を依頼したい、確度の高いお客様だけが、このAIの要約のさらに先にある、信頼できる情報を求めてサイトを訪れるようになった、と考えられるんです。情報収集だけの“ひやかし”が減った、ということですね」
■「検索順位」が全てだった時代の終わり
私の説明に、勝見社長は腕を組み頷かれました。
「なるほどな…。つまり、これからはただ順位を気にするだけじゃダメってことか。数より質、か…」
「その通りです。それに、最近ではChatGPTのようなAIチャットに相談して、業者を探す人も出始めています。WEB集客の方法そのものが、根本から変わりつつあるんです」
■あなたのサイトは、この変化に対応できていますか?
このメルマガをお読みの皆様も、勝見社長と同じように、これまで通りのやり方に漠然とした不安を感じているかもしれません。
まずは一度、ご自身のWEBサイトのアクセス状況を改めて確認し、この静かなる変化の波がどこまで来ているのか、現状を把握することをお勧めします。
「しかし神原さん、これからどうすればいいんだ?AIに選ばれる会社ってのは、一体どんな会社なんだ?」
勝見社長のその問いこそが、これからのWEB戦略の核心です。
次回は、このAI時代に求められる新しい考え方、「SEO」から「AIO」へ、そして最重要概念となる「エンティティ」とは一体何なのか、詳しく解説して参ります。
ご参考くださいませ(^_^)
当メールマガジンでは、今後もホームページ活用方法について、具体的な打ち手や成功事例を提供して参ります。
あなたのホームページのアクセス数、問い合わせ数を増やすための参考にしてくださいね。
それでは、今週も一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「つなぐホームページ」では最新の成功事例やネットマーケティング手法について、メールマガジン『神原キサコの制作カフェ』で配信しております。メールマガジンの登録をお願いします。