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ホームページ作成講座【中小企業経営者向け】企業がホームページを作る際のポイント!掲載すべき情報やメリットなど解説

企業のホームページは、信頼獲得や顧客との接点を築くための重要なツールとなっています。そのため、企業ホームページを作るには、「ホームページの目的はなにか」「何を載せるべきか」「どう運用すればよいのか」などのポイントを押さえて作り始めることが必要です。

そこで、WEBサイトを持つことのメリットから、掲載すべき情報、運用時に注意したいポイントまで、実用的な観点から詳しく解説します。

目次

企業がホームページを作るメリット

企業にとってホームページは、単なる情報発信の場ではなく、「信頼」と「成果」を生む重要なツールです。実際、ブランド力向上や新規顧客の獲得、広告コストの削減など、企業がホームページを持つことでえられるメリットは複数あります。そこで、具体的なメリットを整理してお伝えします。

関連記事:ホームページの作り方を解説!ツールごとの比較などお伝えします

 

ブランド構築

企業がホームページを作るメリットの1つは「ブランド構築(会社のイメージ作り)」です。ホームページは、会社の「顔」にあたるため、顧客に安心感を与え、信頼性を確立するといった役割があります。

もちろん、デザインや文章など、ホームページに掲載する情報が顧客に与える印象を大きく左右するため、どんな形でもホームページさえ作れば良いという訳ではありませんが、企業の雰囲気や姿勢えるのには、非常に有効な手段といえます。

新規顧客の獲得

新しい顧客を見つけることも、企業がホームページを持つことのメリットです。ホームページは、会社と新規顧客との接点の場であり、お客様からの問い合わせや購入につながります。ホームページがあることで、リアルの営業だけではリーチできない潜在顧客にもアプローチできるため、ビジネスを拡大させるための効果的な手段といえます。

コストの削減

企業がホームページを持つことで、広告費などのコストを抑えることもできます。例えば、自社ホームページが検索エンジンで上位表示されれば、費用をかけて積極的に広告を出さなくても、見込み客を増やすことが可能です。

ブログなどで役立つ情報を提供すれば、自社のことにより興味を持った、質の高い顧客を引き寄せることもできます。これは、テレビCMや新聞広告など、従来の広告手法に頼る割合を減らすことにつながります。

また、ホームページは一度作成すれば休むことなく情報を発信し続け、顧客からの問い合わせを受けたり、商品・サービスの詳細を伝えたりする役割も担います。つまり、パンフレットの印刷や配布、人的な対応にかかるカスタマーサポート業務の一部を効率化できます。このように、広告宣伝にかかる費用や問い合わせなどの人件費を効率化し、長期的なコスト削減につながります。

顧客サービスの向上

顧客へのサービス向上もメリットとして挙げられます。ホームページは、24時間365日いつでも顧客に情報を提供し、必要なときにサポートを受けられる窓口となるからです。ホームページがあれば、顧客は時間や場所を気にせず、商品情報の詳細を確認したり、よくある質問(FAQ)で疑問点を解消したりできます。 

また、近年はチャットボットのような機能を備えるホームページも増え、簡単な問い合わせには即座に自動で対応できるようになってきました。このように、ホームページを通じた迅速な対応は、サービス向上につながります。

関連記事:BtoBサイトを制作する!BtoCとの違いや制作ポイントなど解説

企業ホームページに必ず載せるべき情報

企業のホームページは、訪問者に信頼感を与え、ビジネスチャンスを広げるための重要な窓口です。しかし、何を掲載すれば効果的なのか分からず、迷ってしまうことも多いと思います。そこで、企業がホームページに載せるべき情報を整理してお伝えします。

会社概要

ホームページには「会社概要(About Us)」の情報を記載してください。訪問者は会社概要を通じて、会社が提供する製品やサービスが自分たちに適しているか、そして信頼できる企業であるかを判断します。

ただし、「会社概要」は情報をただ羅列するのではなく、人間的な側面を見せ、会社で働く人々の様子やストーリーを提示するようにしてください。例えば、自社のビジネスがどのように始まったか、会社のミッション、そしてチームメンバーの短い略歴 や写真などが適切です。

製品・サービス紹介

企業ホームページには「製品・サービス紹介」ページを用意してください。このページは、訪問者が、どのような製品やサービスを購入でき、どのようなニーズに応えてくれるのかを知るための場所となります。

そこで、製品・サービス紹介ページでは、提供しているそれぞれの製品名や主な特徴、具体的なメリット、価格といった情報を分かりやすく、簡潔に提示することが必要です。顧客は、このページを通じて会社が提供するものが自分たちに適しているかを判断し、信頼できると感じれば、購入や問い合わせといった次のステップに進む可能性が高まります。

お問い合わせ方法

お問い合わせ方法も、ホームページに載せるべき情報の1つです。顧客が自社と直接コンタクトを取りたいと思ったときに、スムーズにアクションを起こせるようにするためです。お問い合わせをしてくる顧客は通常、自社製品についてもっと詳しく知りたい、特定の疑問を解消したいといったニーズがあり、商品購入につながりやすいです。

そのため、問い合わせ方法を明示することはビジネスの収益を高めるうえでも重要です。お問い合わせ情報には、電話番号やメールアドレス、SNSアカウント、FAX番号、住所、会社の地図など、複数の連絡手段を表示することが大切です。

また、顧客が必要な情報を入力して送ることができる「問い合わせフォーム」を設置することも有効です。ただし、このフォームはシンプルに、必要最低限の情報だけを尋ねるようにします。そうすることで、顧客が気軽に問い合わせることができるからです。

プライバシーポリシー

企業ホームページには「プライバシーポリシー」を含めるようにしてください。これは、顧客に安心してWEBサイトを利用してもらうために必要です。

プライバシーポリシーは、会社が顧客の個人情報(例えば、問い合わせフォームに入力された情報や、サイト閲覧に関するクッキーの情報など)をどのように収集し、使用・管理・保護するのかを説明するものです。データ保護に関する規制は頻繁に変更されるので、最新情報を常に確認し、自社ホームページ上で最新のものに保っておく必要があります。

顧客はプライバシーポリシーを確認することで、自分の情報がどのように扱われるのかを知ることができ、これにより会社に対する信頼度が変わってきます。顧客との信頼関係構築のためにも必ず用意してください。

FAQ (よくある質問)

企業ホームページには「FAQ(よくある質問)ページ」を用意してください。これは、顧客が製品や会社についての疑問点を自分で解決できるようにしたものです。

FAQを用意することで、顧客は問い合わせの手間を省くことができます。また、会社側にとっても、顧客からの同じような問い合わせに繰り返し対応する時間を減らすことができるため、業務効率化にもつながります。

ソーシャルメディアへのリンク

ソーシャルメディアへのリンクも必要な情報の1つです。企業と顧客とのつながりを深め、会社の信頼性を高めるのに役立ちます。ソーシャルメディア上では会社の人間的な側面を見せ、現場の様子を写真や動画などで紹介し、質の高いコミュニケーションをとるようにしてください。

このように、ソーシャルメディアへのリンクがあれば、顧客はあなたの会社がどのように活動し、どのような人が働いているのかを確認できます。結果として、安心感や信頼感につながります。

会社の最新情報

企業ホームページには「会社の最新情報」を載せてください。ホームページはデジタル空間における、店舗のようなものであるため、新しい製品やサービス、近日開催されるイベント、メディア掲載のニュース、社会貢献活動など、会社に関する最新の出来事を分かりやすく掲載します。

顧客はあなたの会社が活発に活動していることを確認でき、信頼感を持ちやすくなります。逆に、情報が更新されていない古いままだと、「この会社はもう活動していないのではないか」「他の情報も正確なのだろうか」といった不安を抱かれ、結果として信頼を損ねる可能性があります。

企業ホームページの運用ポイント

企業ホームページは作って終わりではなく、日々の運用が成果を左右します。更新されない情報や使いづらい設計では、せっかくの訪問者も離れてしまうかもしれません。そこで、信頼性を高め、成果につなげるための運用ポイントを具体的に解説します。効果的にホームページを活用するために、ぜひチェックしてください。

デザイン

企業ホームページのデザインは、顧客への印象を大きく左右します。デザインは、単に美しい画像を使っているというだけでなく、ロゴや色使い、フォントなどのビジュアル要素全体のバランスを調整する必要があります。

顧客は、ホームページの全体を見て、会社がどんな雰囲気で、信頼できる技術力を持っているのかといったことを判断するからです。そのため、統一感のある色やフォントを使い、整理されたレイアウトにしてください。結果として、顧客がWEBサイト内で迷わず、必要な情報をすぐに見つけられるようにすることが大切です。

関連記事:見やすいホームページをつくる!デザインと構成の基本を解説

定期的な更新

定期的な更新も、ホームページを運用する際には重要です。車が定期的なメンテナンスを必要とするように、WEBサイトを健全に保つのに更新は必要不可欠です。

「更新」とは、単に新しい情報を追加するだけでなく、既存コンテンツが正確で、最新の状態であることのかにも注意してください。情報が古かったり、リンク切れや誤字脱字 があったりすると、WEBサイトが放置されているような印象を与え、顧客はその会社を信頼できないと判断します。

セキュリティ管理

セキュリティは、顧客が自社を信頼できるかどうかを判断するうえで重要な点です。物理的な店舗では、鍵や防犯カメラを設置すると思いますが、ホームページにも同様に専用のセキュリティ対策を施す必要があります。顧客は自分のプライバシーが適切に守られているかに敏感なため、安全でないと感じるWEBサイトからはすぐに離脱してしまいます。

具体的な対策としては、まず「SSL証明書」の導入が挙げられます。これはWEBサイトのアドレスを「http」から「https」で始まるようにするもので、顧客とWEBサイト間のデータのやり取りを暗号化し、情報漏洩を防ぐ効果があります。

また「定期的なバックアップ」も非常に重要です。これは万が一、WEBサイトがサイバー攻撃を受けたり、誤ってデータが消えたりした場合などに役立ちます。セキュリティが弱いホームページは、信頼できないという印象を与えてしまいますので、最優先で対策をとるようにしてください。

サイトパフォーマンスの改善

サイトパフォーマンスの改善もおこなうようにしてください。これは、顧客にWEBサイトを快適に利用してもらうために必要です。具体的には、WEBサイトの表示速度(ページがどれだけ速く表示されるか) や、スマートフォンなどの端末で問題なく表示・操作できるか といったことを検証し、必要に応じて対策を講じます。パフォーマンスが悪いと折角、WEBサイトに来てくれた顧客を逃してしまうことになり、ビジネスにとって大きな機会損失です。

 逆に、WEBサイトの表示が速く、どの端末からでも見やすく、必要な情報にスムーズにたどり着けるように整理されていると、顧客は快適にホームページを閲覧でき、会社に対して良い印象を持ちやすくなります。ホームページに掲載されている情報がどんなに素晴らしくても、WEBサイトの基本的なパフォーマンスが悪ければ、その魅力が伝わりにくくなるので注意してください。

まとめ

企業のホームページは、単なる情報発信の場にとどまらず、信頼を築き、ビジネスの成長を後押しする重要な資産です。ブランドの確立や新規顧客の獲得、広告コストの削減、顧客対応の強化など、さまざまなメリットをもたらします。さらに、今回お伝えした運用ポイントを実践することで、その効果は一層高まります。ホームページをビジネスを動かす力として積極的に活用してください。

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